1-1．ビルマ（英領ビルマ）

1-1．ビルマ（英領ビルマ）
1-1:A．論文・論説

• The Burma Research Group （ビルマ研究グループ） （ed.）, Burma and Japan: Basic Studies on Their Cultural and Social Structure, 東京:編者，1987.
• 木村一信「高見順の「徴用」体験―「私はビルマを愛してゐる」」神谷忠孝＋木村一信（編）『南方徴用作家―戦争と文学』京都:世界思想社，1996．（世界思想ゼミナール）pp.33-54．
• MINAMIDA, Midori （南田みどり）, ‘On Anti‐Fascist Writings of Thein Pe Myint',The Burma Research Group （ビルマ研究グループ） （ed.）, Burma and Japan: Basic Studies on Their Cultural and Social Structure, 東京:編者，1987，pp.84-101.
• 南田みどり「暗黒時代の果実―ビルマ反ファシズム長編小説のゆくえ」『世界文学』（世界文学会）72（1991.1）pp.49-56．
• 南田みどり「事実が虚構をしのぐ時代の文学―ティンペーミンの抗日時代」『大阪外国語大学アジア学論叢』4（1994.1），pp.107-163．
• 根本敬「ビルマ抗日闘争の史的考察」伊東利勝＋栗原浩英＋中野聡＋根本『東南アジアのナショナリズムにおける都市と農村』（AA研東南アジア研究2）東京:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所/（1991）pp.151-207．
• 根本敬「ビルマ（ミャンマー）」吉川利治（編）『近現代史のなかの日本と東南アジア』東京:東京書籍，1992， pp.229-271．
• 根本敬「ビルマの民族運動と日本」大江志乃夫＋浅田喬二ほか（編）『岩波講座・近代日本と植民地6―抵抗と屈従』東京:岩波書店，1993，pp.91-120．
• 根本敬「「日本とビルマの特別な関係」？―対ビルマ外交に影を落としてきたもの」『アジア・アフリカ言語文化研究所通信』77（1993.3）pp.11-17．
• 根本敬「日本との交流」綾部恒雄＋石井米雄（編）『もっと知りたいミャンマー』東京:弘文堂，1994，pp.258-281．［第2版］
• 根本敬「ビルマの都市エリートと日本占領期―GCBA，タキン党，植民地高等文官を中心に」倉沢愛子（編）『東南アジア史のなかの日本占領』東京:早稲田大学出版部，1997， pp.31-56．
• 大野徹 「ビルマにおけるカレン民族の独立闘争史」 『東南アジア研究』（京都大学東南アジア研究センター）17/3 （1969.12） pp.363-390; 27/4（1970.3）pp.546-570; 38/1（1970.6）pp.91-112（完）．
• 大野徹「ビルマ国軍史」『東南アジア研究』（京都大学東南アジア研究センター）18/2（1970.9）pp.218-251; 28/3（1970.12）pp.347-377; 38/4（1971.3）pp.534-565（完）．
• 大野徹「太平洋戦争当時のビルマの経済事情」大阪外国語大学アジア研究会（編）『第2次世界大戦とアジア社会の変容』箕面:編者1986，pp.63-82．
• 太田常蔵「ビルマ独立に対する日本軍政の指導の二重性格について」『史海』（東京学芸大学）11（1964.3）pp.1-11．
• 太田常蔵『ビルマにおける日本軍政史の研究』東京:吉川弘文館，1967．
• 太田常蔵「ビルマにおける日本軍政」8（1967.2）pp.36-53．
• 斎藤照子「ビルマにおける日本軍政をめぐって」長崎暢子（編）『南アジアの民族運動と日本』東京:アジア経済研究所，1980．（研究参考資料288），pp.145-164．
• 斎藤照子「開戦期における対ビルマ工作機関―南機関再考」田中彰『日本人と東南アジア―インドネシアで考える』東京:小学館，1983．（小学館創造選書），pp.99-112．
• 佐久間平喜「ビルマ国軍の歩み」『日本ビルマ協会会報』1〜4; 48〜58（1984.1.1; 4.1; 7.15; 10.15）頁不明。
• 鈴木隆史「ビルマ民族の独立運動と日本軍政」『名城商学（人文科学特集）』45別冊（1996.5）pp.27-91．
• 竹松良明「榊山潤―『ビルマ日記』の明暗」神谷忠孝＋木村一信（編）『南方徴用作家―戦争と文学』京都:世界思想社，1996．（世界思想ゼミナール）pp.15-32．
• 武島良成「東亜青年連盟（アシャルーゲー）の成長とビルマ独立への影響―その組織を中心に」『史林』（京都大学）79/2（1996.3）pp.71-101．
• 田辺寿夫「ビルマ民族主義の流れと日本」長崎暢子（編）『南アジアの民族運動と日本』東京:アジア経済研究所，1980．（研究参考資料288）pp.131-144．
• 田辺寿夫「日本軍政下におけるビルマ左翼の軌跡」田中彰『日本人と東南アジア―インドネシアで考える』東京:小学館，1983．（小学館創造選書）pp.81-98．
• TANABE, Hisao （田辺寿夫）, ‘Japanese Ex‐soldiers' View on Burma Appeared in Their War Memoirs' The Burma Research Group （ビルマ研究グループ） （ed.）, Burma and Japan: Basic Studies on Their Cultural and Social Structure, 東京:編者，1987，pp.308-312．
• 田辺寿夫「日本は何をしたか，何を訴えられているか　ビルマ」『世界』591（1994.2）pp.166-167．
• 田中梓「ビルマにおける日本の軍政」『アジア・アフリカ資料通報』（国立国会図書館）10/2（1972.5）．

1-1．ビルマ（英領ビルマ）
1-1:B．翻訳

• アレン，ルイ（平久保正男＋永沢道雄＋小城正（訳））『ビルマ　遠い戦場―ビルマで戦った日本と英国1941-45年』（全3巻）東京:原書房，1995．
• バー・モウ（横堀洋一（訳））『ビルマの夜明け―バー・モウ（元国家元首）独立運動回想録』（新版）東京:太陽出版，1995．［1976年版の復刊］
• ボー・ミンガウン（田辺寿夫（訳））「アウンサン将軍と三十人志士」『鹿児島大学教養部史録』（鹿児島大学教養部）13（1970）pp.61-80; 24（1971）pp.109-124; 35（1972）pp.109-113．
• ボ・ミンガウン（田辺寿夫（訳編））『アウンサン将軍と三十人の志士―ビルマ独立義勇軍と日本』東京:中央公論社，1990．（中公新書）
• ボウ・ターヤー（原田正治＋大野徹（訳））「三十人志士の帰国」『鹿児島大学教養部史録』（鹿児島大学教養部）12（1969）pp.61-97; 23（1970）pp.37-59; 34（1971）pp.99-108; 47（1974）pp.69-89（完）．
• ボウ・トゥンフラ（大野徹＋藪司郎（訳））「アウンサン将軍―ビルマ独立の立役者」『鹿児島大学教養部史録』（鹿児島大学教養部）31（1968）pp.39-65．
• ハーヴェイ，G・E（東亜研究所（訳））『ビルマ史』東京:原書房，1976．
• キンスゥエウー（田辺寿夫（訳））『わが祖国』東京:井村文化事業社，1982．（東南アジアブックス40/ビルマの文学1）
• マウン・ティン（河東田静雄（訳））『農民ガバ　ビルマ人の戦争体験』吹田:大同生命国際文化基金，1992．（アジアの現代文芸　ミャンマー2）．
• リンヨン・ティッルウィン（田辺寿夫（訳））『死の鉄路―泰緬鉄道・ビルマ人労務者の記録』東京:毎日新聞社，1981．
• ルドゥ・ウーフラ（河東田静雄（訳））『風とともに』東京:井村文化事業社，1982．（東南アジアブックス44/ビルマの文学3）
• 荻原弘明「ウ・オッタマ関係史料補遺」『鹿児島大学教養部史録』（鹿児島大学教養部）2（1969）pp.59-60．
• テインペーミン（南田みどり（訳））『東より日出ずるが如く』（全3巻）東京:井村文化事業社，1988-89．（東南アジアブックス90，94，96/ビルマの文学13-15）
• ウ・フラ（土橋泰子（訳註））「ビルマ―日本，経済見聞録」『鹿児島大学教養部史録』（鹿児島大学教養部）113（1980）pp.57-96; 214（1981）pp.39-78; 315（1982）pp.95-133; 416（1983）pp.47-86．
• ウー・オゥタマ （大阪外国語大学ビルマ語研究室（訳）） 「日本国伝記」 『鹿児島大学教養部史録』（鹿児島大学教養部）13 （1970）
• pp.81-101; 24（1971）pp.83-98; 35（1972）pp.85-108; 47（1974）pp.59-68; 58 （1975） pp.45-55; 69 （1976） pp.153-159. 710 （1977） pp.157-
• 163（完）．
• ウー・オッタマ（荻原弘明（訳註））「中国と日本」『鹿児島大学教養部史録』（鹿児島大学教養部）12（1979）pp.61-103．

1-1．ビルマ（英領ビルマ）
1-1:C．回想・伝記・訃報・証言

• 会田雄次『アーロン収容所再訪』東京:文芸春秋社，1975．
• 浅井得一「バーモ暗殺未遂事件についての証言」『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所）（上）144（1978.5）pp.1-14; （下）145（1978.6）pp.1-18．
• 石射猪太郎『外交官の一生』東京:中央公論社，1986．
• 泉谷達郎『ビルマ独立秘史〈その名は南機関〉』東京:徳間書店，1989．（徳間文庫）
• 文玉珠（語り）（森川万智子（構成・解説））『ビルマ戦線楯師団の「慰安婦」だった私―教科書に書かれなかった戦争Part22』東京:梨の木舎，1996．
• 中村孝志「補遺/満鉄派遣ビルマ班員について」『南方文化』（天理南方文化研究会）15（1988.11）pp.150-151．
• 根本敬『アウン・サン―封印された独立ビルマの夢』東京:岩波書店，1996．（現代アジアの肖像13）
• 西野留美子『従軍慰安婦と十五年戦争―ビルマ慰安所経営者の証言』東京:明石書店，1993．
• 奥田重元「ビルマ独立義勇軍に敬礼！」『文芸春秋』61/13（1983.12）pp.226-236．
• 奥田重元「最貧国ビルマの窮状に涙す―オンサン，ネ・ウィン，オンジー将軍，ウ・ヌー元首相のことなど」『アジア時報』19/4（1988.4）pp.74-83．
• 奥田重元「オンサン将軍とビルマ独立」衛藤瀋吉（編）『アジアの曙』東京:亜細亜大学アジア研究所，1989，pp.31-82．
• 太田弘毅「ビルマの独立と国分正三」『鹿児島大学教養部史録』（鹿児島大学教養部）19（1987）pp.55-105．
• 高橋八郎「親日ビルマから抗日ビルマへ」『鹿児島大学教養部史録』（鹿児島大学教養部）10（1977）pp.99-126．

1-1．ビルマ（英領ビルマ）
1-1:D．戦記・戦史・慰霊

• 新井貞一『ビルマ戦線泣き笑い兵隊物語』東京:光人社，1989．
• 荒木進『ビルマ敗戦行記―一兵士の回想』東京:岩波書店，1982．（岩波新書）
• 浅田次男『ビルマの兵士眠れるか―遺族の本碑』不明:サンライズ出版，1989．
• 浅井得一「ビルマにおける花谷正中将の行動―大東亜戦争公刊戦史の限界について」『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所）207（1983.10）pp.1-11．
• 浅井得一「ビルマに関する公刊戦史の限界についての考察―インパールからモールメンまで」『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所）251（1987.3）pp.1-26．
• 防衛庁防衛研修所戦史室（編）『ビルマ攻略作戦』東京:朝雲新聞社，1967．（戦史叢書）
• 防衛庁防衛研修所戦史室（編）『インパール作戦―ビルマの防衛』東京:朝雲新聞社，1968．（戦史叢書）
• 防衛庁防衛研修所戦史室（編）『イラワジ会戦―ビルマ防衛の破綻』東京:朝雲新聞社，1969．（戦史叢書）
• 防衛庁防衛研修所戦史室（編）『シッタン・明号作戦―ビルマ戦線の崩壊と泰・仏印の防衛』東京:朝雲新聞社，1969．（戦史叢書）
• 防衛庁防衛研修所戦史室（編）『ビルマ・蘭印方面第三航空軍の作戦』東京:朝雲新聞社，1972．（戦史叢書）
• ビルマ・カロー三一会（編）『思い出の記』東京，1991．
• 福田恵子『ビルマの花―戦時の父からの手紙』東京:みすず書房，1988．
• 浜田芳久『ビルマ敗戦記―死の戦場とマンダレー収容所』東京:図書出版社，1982．
• 浜地利男『インパール最前線』東京:叢文社，1983．
• 浜地利男『続インパール最前線』東京:叢文社，1983．
• 伊万里の文化を高める会（編）『ビンカラバービルマ（日緬合同慰霊法要団レポート）伊万里』，［1982］．
• 軽部茂則『インパール侵攻の夢破れて』東京:日本ビルマ文化協会関東支部，1978．
• 小林育三郎『ビルマ戦場日記』東京:叢文社，1981．
• 小宮徳次『ビルマ戦―戦争と人間の記録』（全2巻）東京:現代史出版会（発売:徳間書店），1978．
• 興野義一『一軍医の見たビルマ敗退戦』東京:旺史社，1981．
• 丸山静雄『インパール作戦従軍記―一新聞記者の回想』東京:岩波書店，1984．（岩波新書）
• 松崎敏郎『ビルマ戦線を征く―南十字星は見ていた』東京:旺史社，1993．（無名戦士の記録シリーズ）
• 三浦徳平『一下士官のビルマ戦記』福岡:葦書房，1981．
• 村上兵衛「微笑の国ビルマの戦友たち」『海外事情』132/4（1984.4）pp.86-102; 232/5（1984.5）pp.90-110; 332/6（1984.6）pp.84-101．
• 中村善七郎『ビルマ戦とビルマ』東京:旺史社，1989．
• 日本放送協会取材班（編）『責任なき戦場―ビルマ・インパール』東京:角川書店，1993．（ドキュメント太平洋戦争）
• 奥川鉱一郎『どっこい生きている・ビルマ―魔境の元日本兵たち』東京:サンケイ出版，1982．
• 大江一郎『兵は死ね―狂気のビルマ戦線』東京:鵬和出版，1983．
• 太田毅『40年目のビルマ戦―戦記の伝えたこと伝えなかったこと』福岡:葦書房，1983．
• 太田毅『生還者たちのビルマ』福岡:葦書房，1987．
• 都築頼満『ビルマ最前線・地獄の戦車軍団』東京:叢文社，1982．
• 後勝『ビルマ戦記―方面軍参謀悲劇の回想』東京:光人社，1991．

1-1．ビルマ（英領ビルマ）
1-1:E．文献目録・研究動向・史料事情

• 根本敬「ビルマ近・現代史研究における「日本占領期」の扱われ方―J. Beckaの学位論文（1983）の書評を中心に」『東南アジア―歴史と文化―』（東南アジア史学会）14（1985）pp.102-121．
• 奥平龍二「「ビルマ研究グループ」の発足」『東南アジア―歴史と文化―』（東南アジア史学会）14（1985）pp.177-180．
• 太田弘毅「ビルマ事情紹介と国分正三―著作三編を中心に」『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所）288（1990.4）pp.12-35．

1-1．ビルマ（英領ビルマ）
1-1:F．史料（復刻を含む）

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