2-2-0．英領マラヤ全般/マレーシア

2-2-0．英領マラヤ全般/マレーシア
2-2-0:A．論文・論説

• AKASHI, Yoji （明石陽至）, ‘The Koa Kunrenjo and Nampo Tokubetu Ryugakusei −A Study of Cultural Propagation and Conflict in the Japanese Occupied Malaya （1942-1945）−' 『社会科学討究』（早稲田大学社会科学研究所） 23/3 （1978.3） pp.39-66 （549-576）.
• 明石陽至「興亜訓練所と南方特別留学生―日本軍政下（1942-45年）のマラヤにおける文化工作とその影響」早稲田大学社会科学研究所インドネシア部会（編）『インドネシア―その文化社会と日本』早稲田大学出版部，1979， pp.32-67．
• 明石陽至「日本軍政下（昭和16-20年）マラヤ，シンガポールにおける抗日運動と剿共作戦」『軍事史学』28/3（1992.12）pp.4-32．
• 明石陽至「日本との交流」綾部恒雄＋石井米雄（編）『もっと知りたいマレーシア』東京:弘文堂，1994，pp.257-284．［第2版］
• 明石陽至「日本軍政下のマラヤ・シンガポールにおける文教施策―1941-1945年」倉沢愛子（編）『東南アジア史のなかの日本占領』東京:早稲田大学出版部，1997，pp.293-329．
• 浅野孝雄『アジアと日本100年の経済ドラマ―マレー半島興隆記』東京:東洋経済新報社，1986．
• 花井俊介「軍政と企業活動―マラヤ・ベラ州マングローブ森林関連事業に即して」疋田康行（編）『南方共栄圏―戦時日本の東南アジア経済支配』東京:多賀出版，1995，pp.497-552．
• 原不二夫「太平洋戦争前におけるマラヤへの資本進出―ゴム園経営を中心に」日高普＋大谷瑞郎ほか（編）『マルクス経済学・理論と実証』東京:東京大学出版会，1978，pp.257-272．
• 原不二夫「マラヤ共産党と抗日戦争―「祖国救援」「マラヤ民族解放」の交錯」『アジア経済』（アジア経済研究所）19/8（1978.8）pp.2-27．
• 原不二夫「日本の北ボルネオ統治とアピ事件」田中彰『日本人と東南アジア―インドネシアで考える』東京:小学館，1983．（小学館創造選書）pp.41-80．
• 原不二夫「英領マラヤへの日本人初期農業移民」『アジア経済』（アジア経済研究所）26/7（1985.7）pp.2-14．
• 原不二夫『英領マラヤの日本人〈日本・東南アジア関係史�U〉』東京:アジア経済研究所，1986．（研究双書347）
• 原不二夫『忘れられた南洋移民―マラヤ渡航日本人農民の軌跡』東京:アジア経済研究所，1988．（アジアを見る眼75）
• 原不二夫「マレーシアの残留日本兵」『アジア研究』（アジア政経学会）38/1（1991.10）pp.79-94．
• 原不二夫「戦後のマラヤ華僑と中国」原不二夫（編）『東南アジア華僑と中国―中国帰属意識から華人意識へ』東京:アジア経済研究所，1993．（研究双書436）pp.153-262．
• 原不二夫「日本のマラヤ占領と華人社会」倉沢愛子（編）『東南アジア史のなかの日本占領』東京:早稲田大学出版部，1997， pp.333-380．
• Koh, Dennis Soo Jin & Tanaka, Kyoko, ‘Japanese Competition in the Trade of Malaya in the 1930s.' 『東南アジア研究』（京都大学東南アジア研究センター） 21/4 （1984.3） pp.374-399.
• 林博史『華僑虐殺―日本軍支配下のマレー半島』東京:すすさわ書店，1992．
• 林博史「マレー半島における日本軍慰安所について」『自然・人間・社会』（関東学院大学経済学部一般教育論集）15（1993.7），pp.67-99．
• 林博史「日本は何をしたか，何を訴えられているか―マレーシア・シンガポール」『世界』591（1994.2）pp.158-159．
• 神谷忠孝「寺崎浩と宣伝放送―ペナンにおける文化工作」神谷忠孝＋木村一信（編）『南方徴用作家―戦争と文学』京都:世界思想社，1996．（世界思想ゼミナール）pp.97-116．
• 川端美樹「第二次世界大戦中の日本植民地・占領地における日本語教育―マレー地域を中心として」『日本語と日本語教育』17（1989.3）pp.109-122．
• 小島晋治「「大東亜共栄圏」のある実態―シンガポール，マレーシアの旅から」野原四郎＋松本新八郎＋江口朴郎（編）『近代日本における歴史学の発達』（上）東京:青木書店，1976，pp.58-77．
• レオン，スティーヴン（後藤乾一（訳））「英領マラヤの華人と日中関係」大江志乃夫＋浅田喬二ほか（編）『岩波講座・近代日本と植民地6―抵抗と屈従』東京:岩波書店，1993，pp.263-279．
• 前田貞昭「井伏鱒二―戦争を拒絶する文体」神谷忠孝＋木村一信（編）『南方徴用作家―戦争と文学』京都:世界思想社，1996．（世界思想ゼミナール）pp.117-136．
• 宮脇弘幸「南方占領地における日本語教育と教科書―マレーシア・シンガポールの場合（1942-1945）」『成城文芸』126（1989.3）pp.171-212．
• 宮脇弘幸「マラヤ，シンガポールの皇民化と日本語教育」大江志乃夫＋浅田喬二ほか（編）『岩波講座・近代日本と植民地7―文化のなかの植民地』東京:岩波書店，1993，pp.193-208．
• 望月雅彦『ボルネオ・サラワク王国の沖縄移民』那覇:ひるぎ社，1994．（おきなわ文庫70）
• 長井信一「太平洋戦争期のマレー民族主義運動―左翼民族主義運動指導者の座標から」『アジア経済』（アジア経済研究所）116/10（1975.10）pp.40-50; 216/12（1975.12）pp.35-45（完）．
• 長井信一「太平洋戦争期のマラヤ共産党―ライ・テク書記長を中心とする一考察」板垣与一＋川野重任＋山本昇（編）『アジア経済の発展構造―原覺天教授喜寿記念論文集』東京:勁草書房，1977，pp.159-183．
• 長井信一『現代マレーシア政治研究』東京:アジア経済研究所，1978．（アジア経済調査研究双書241）
• 長崎暢子「東南アジアとインド国民軍―ディアスポラ（離散）・ナショナリズムの崩壊」大江志乃夫＋浅田喬二ほか（編）『岩波講座・近代日本と植民地5―膨脹する帝国の人流』東京:岩波書店，1993，pp.155-175．
• 中原道子「日本軍政下におけるマレー文学」正田健一郎（編）『近代日本の東南アジア観』東京:アジア経済研究所，1978．（研究参考資料269）pp.203-236．
• 中原道子「マハラジャ・マグー・バカルの日本訪問」早稲田大学社会科学研究所（編）『アジア学への視角―創設四十周年記念論文集』東京:編者，1985，pp.137-168．
• 中原道子 「日本占領期マラヤにおける 「労務者」 動員―泰緬鉄道の場合」 倉沢愛子（編）『東南アジア史のなかの日本占領』東京:早稲田大学出版部，1997， pp.171-198．
• 奈倉丈二『日本鉄鋼業と「南洋」鉄鋼資源』東京:国連大学，1980．
• 太田弘毅「北ボルネオの日本軍政組織」『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所）258（1987.10）pp.19-48．
• 蔡史君「マレーシア，シンガポール」吉川利治（編）『近現代史のなかの日本と東南アジア』東京:東京書籍，1992， pp.191-228．
• 櫻本富雄「日本軍による支配の実態と民衆の抵抗―シンガポール・マレー」『歴史評論』508（1992.8）pp.21-26．
• 清水元「戦前期シンガポール・マラヤにおける邦人経済進出の形態―職業別人口調査を中心にして」『アジア経済』（アジア経済研究所）26/3（1985.3）pp.13-32．
• 清水洋「戦前期日本の対英領マラヤ貿易拡張―神戸華商の役割を中心として」『愛知淑徳大学論集』20（1995.3），pp.85-96．
• 清水洋「戦前期シンガポールにおける邦人漁業の盛衰」『愛知淑徳大学現代社会学部論集』1（1996.12）pp.131-144．
• 白石隆「英領マラヤの日本人ゴム園における労働者―『南洋協会雑誌』を中心に」『東洋史研究室報』（広島大学）11（1989.10）pp.11-23．
• 高島伸欣＋林博史（編）『マラヤの日本軍―ネグリセンビラン州における華人虐殺』東京:青木書店，1989．
• 高嶋伸欣「マレー・シンガポールの細菌戦部隊―北京の細菌戦部隊を含む日本軍秘密部隊の実感」『戦争責任研究』2（1993）pp.36-51．
• 田中宏「インド国民軍の背景としてのマラヤにおける日本軍政」長崎暢子（編）『南アジアの民族運動と日本』東京:アジア経済研究所，1980．（研究参考資料288）pp.81-97．
• 田中宏「マラヤ軍政と戦後日本―中島氏の宣言と篠崎氏の回想をめぐる考察」『愛知県立大学外国語学部紀要（地域研究・関連諸科学編）』14（1981.3）pp.73-97．
• 山本有造「英領海峡植民地における円銀流通とその終焉」角山栄（編）『日本領事報告の研究』東京:同文館出版，1986，pp.307-338．
• 袁彩菱（原島恵子（訳））「マラヤにおける日本のゴム・鉄鉱投資」杉山伸也＋ブラウン，イアン（編）『戦間期東南アジアの経済摩擦―日本の南進とアジア・欧米』東京:同文舘出版，1990， pp.45-75．

2-2-0．英領マラヤ全般/マレーシア
2-2-0:B．翻訳

• アブドゥル・ラーマン，トゥンク，プトラ（小野沢純（監訳）；鍋島公子（訳））『ラーマン回顧録』東京:井村文化事業社，1987．（東南アジアブックス84/マレーシアの社会3）
• 原不二夫（編）（原＋今仁直美（訳））『マレーシア抗日文学選』東京:井村文化事業社，1994．（東南アジアブックス115/マレーシアの文学7）
• キー・イエ・シュウ（仮谷仁（訳））「一九四二年以前における日本のマラヤ進出」『高知短期大学研究報告（社会科学論集）』21（1970.4）pp.62-94．
• オスマン・プティ（小野沢純（訳））『わが心のヒロシマ―マラヤから来た南方特別留学生』東京:勁草書房，1991．
• サマッド・サイド（星野龍夫（訳））『娼婦サリナ』東京:井村文化事業社，1983．（東南アジアブックス51/マレーシアの文学2）
• 森美蘭中華大会堂（高島伸欣＋林博史（編・解説）；村上育造（訳））『マラヤの日本軍―ネグリセンビラン州における華人虐殺』東京:青木書店，1989．

2-2-0．英領マラヤ全般/マレーシア
2-2-0:C．回想・伝記・訃報・証言

• 明石陽至（聞き手）『インタヴュー記録D．日本の軍政2．中山三男氏・毛利可信氏・鳥居次好氏』東京:特定研究「文化摩擦」（東京大学教養学部国際関係論研究室），1980．
• 明石陽至（聞き手）『インタヴュー記録D．日本の軍政6』東京:特定研究「文化摩擦」（東京大学教養学部），1981．（熊岡重三・大西覚・緒方信一・加藤長・板垣与一・山田勇・内田直作・篠崎護・久保田峻・杉山周三・木村睦夫・世良琢磨・渋川良次・嶋貫信男・斉藤栄三郎・中沢欽一郎）
• 明石陽至＋原不二夫「マラヤ独立のために戦った日本人―敗戦・闘争・帰還　我が悔いなき人生」『世界』624（1996.7）pp.272-281．
• 映像文化協会（編）『教えられなかった戦争　侵略・マレー半島』［東京］:高岩仁，1992．
• 土生芳樹「ある南方特別留学生の半生記―ラジャー・ダト・ノンチック氏の回顧談」『海外事情』36/11（1988.11）pp.96-116．
• 土生芳樹『日本人よありがとう』東京:日本教育新聞社出版局，1989．（世界と日本シリーズ2）
• 林博史「虐殺の証人たちのヒロシマへの旅」『朝日ジャーナル』30/39（1988.9.23）pp.30-32．
• 林博史「マレー半島の日本軍慰安所―従軍慰安婦問題を追う」『世界』579（1993.3）pp.272-280．
• 伊藤隆（聞き手）『インタヴュー記録D．日本の軍政　1．斎藤鎮男』東京:特定研究「文化摩擦」（東京大学教養学部国際関係論研究室），1980．
• 小林一彦＋野中正孝『ジョホール河畔―岩田喜雄南方録』不明:アジア出版，1985．
• 松本国雄『シァミル島―北ボルネオ移民史』東京:恒文社，1981．
• 宮崎清明「日本のアジア侵略の真の清算のために―マレーシア・シンガポールへの侵攻と統治（下）」『前衛』602（1991.2）pp.202-212．
• 望月正彦「アピ事件の真相―故大穂益夫氏の手記」『軍事史学』31/3（1995.12）pp.53-63．
• 中島みち『日中戦争いまだ終わらず―マレー「虐殺」の謎』東京:文藝春秋，1991．
• 中野不二男『マレーの虎ハリマオ伝説』東京:新潮社，1988．
• 小田部雄次『徳川義親の十五年戦争』東京:青木書店，1988．
• ペヨトル工房（編）『銀星クラブ10―ハリマオ伝説』東京:編者，1989．
• 戦争犠牲者を心に刻む会（編）『日本軍のマレーシア住民虐殺』大阪:東方出版，1989．（アジアの声　第3集）

2-2-0．英領マラヤ全般/マレーシア
2-2-0:D．戦記・戦史・慰霊

• 防衛庁防衛研修所戦史室（編）『マレー侵攻作戦』東京:朝雲新聞社，1966．（戦史叢書）
• 本田忠尚『マレー俘虜記』東京:図書出版社，1989．
• キナバル会（編）『キナバル会回想録―ボルネオ現地入隊兵たちの手記』志木:編者，1982．
• 中尾裕次 「マレーにおける 「Q・S作戦」 中止問題」 『軍事史学』 23/4 （1988.3） pp.23-33．

2-2-0．英領マラヤ全般/マレーシア
2-2-0:E．文献目録・研究動向・史料事情

• 林博史「マラヤ華僑虐殺と日本軍弁明史観―検証，御田重宝「BC級戦犯」」『歴史評論』（上）498（1991.10）pp.65-76; （下）499（1991.11）pp.87-98．
• 清水達三＋原不二夫ほか「日本・東南アジア関係の史実と評価―原不二夫著「英領マラヤの日本人」をめぐって」『アジア経済』（アジア経済研究所）33/3（1992.3）pp.93-111．
• 殿岡昭郎「マラヤ軍政史料1―基本方針と機構」『法学論集』（駒沢大学）9（1972.12）pp.324-349．
• 吉久明宏「日本におけるマレーシア・シンガポール研究文献目録」『アジア資料通報』（国立国会図書館）31/2（1993.2）pp.2-19．

2-2-0．英領マラヤ全般/マレーシア
2-2-0:F．史料（復刻を含む）

• 明石陽至（編・解題）『軍政下におけるマラヤ・シンガポール教育事情史・資料（1941-45）』（全2巻）東京:龍渓書舎，19．（南方軍政関係資料19）［編集復刻版］
• 満鉄東亜経済調査局（編）『英領マレー』東京:クレス出版，1991．（南洋叢書　第3巻）
• 南馬来軍「レンガム」指令所参謀部「ニュース」班（編）『東京ニュース』東京:大空社，1990．
• 森山康平『マレー・シンガポール作戦』東京:フットワーク出版，1991．（秘蔵写真で知る近代日本の戦歴8）
• 「日本のマラヤ・シンガポール占領期」フォーラム（編）（原不二夫（解題））『北ボルネオ軍政概要』（全2巻）東京:龍渓書舎，1997．（南方軍政関係資料30）［復刻版］
• 堺誠一郎『キナバルの民』東京:中央公論社，1977．（中公文庫）
• 里村欣三『河の民―北ボルネオ紀行』東京:中央公論社，1978．（中公文庫）

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