2-3．フィリピン（米領フィリピン）

2．東南アジア島嶼部各地域
2-3:A．論文・論説

• Calderon, Aurelio B., ‘The Turmoil of Change in Philippine-Japan Relations, 1565-1945.' 『社会科学討究』（早稲田大学社会科学研究所） 21/1 （1975.5） pp.137-199.
• 茶園義男「米陸軍管轄マニラ戦犯裁判の概要」『阿南工業高等専門学校研究紀要』23（1987.3）pp.69-84．
• Gonzalez, Andrew B., ‘Language Planning in the Philippines during the Japanese Occupation.' 『社会科学討究』（早稲田大学社会科学研究所） 23/3 （1978.3） pp.1-38 （577-614）.
• ゲレーロ，ミラグロス（杉山伸也（訳））「フィリピンにおける日米通商摩擦」杉山伸也＋ブラウン，イアン（編）『戦間期東南アジアの経済摩擦―日本の南進とアジア・欧米』東京:同文舘出版，1990， pp.231-254．
• 花田俊典「火野葦平―フィリピン体験の位相」神谷忠孝＋木村一信（編）『南方徴用作家―戦争と文学』京都:世界思想社，1996．（世界思想ゼミナール）pp.55-76．
• 橋谷弘「戦前期フィリピンにおける邦人経済進出の形態―職業別人口調査を中心にして」『アジア経済』（アジア経済研究所）26/3（1985.3）pp.33-51．
• 橋谷弘「1930年代前半期フィリピンに対する日本の経済的進出―アメリカ・フィリピンの対日政策との関連において」清水元（編）『両大戦間期日本・東南アジア関係の諸相〈日本・東南アジア関係史�T〉』東京:アジア経済研究所，1986．（研究双書346）pp.119-154．
• 波多野勝「フィリピン独立運動と日本の対応」『アジア研究』（アジア政経学会）34/4（1988.3）pp.69-95．
• 早瀬晋三「ダバオ・フロンティアにおけるバゴボ族の社会変容」『アジア・アフリカ言語文化研究』（東京外国語大学）31（1986.3）pp.96-119．
• 早瀬晋三「ベンゲット道路工事考」『南方文化』（天理南方文化研究会）13（1986.11）pp.71-103．
• 早瀬晋三『「ベンゲット移民」の虚像と実像―近代日本・東南アジア関係史の一考察』東京:同文舘出版，1989．
• 早瀬晋三「アメリカ植民統治下初期（明治期）フィリピンの日本人労働」池端雪浦＋寺見元恵＋早瀬晋三『世紀転換期における日本・フィリピン関係』東京:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所，1989年， pp.67-98．
• 早瀬晋三「フィリピン行き渡航者調査�T（明治36-38年）」池端雪浦＋寺見元恵＋早瀬晋三『世紀転換期における日本・フィリピン関係』東京:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所，1989年， pp.99-143．
• 早瀬晋三「フィリピン行き渡航者調査�U（明治40-45/大正元年）」池端雪浦＋寺見元恵＋早瀬晋三『世紀転換期における日本・フィリピン関係』東京:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所，1989年， pp.144-169．
• 早瀬晋三「フィリピン行き渡航者調査�V（自由渡航者，明治34-44年）」『史学科報告』（鹿児島大学）36（1989.7）pp.91-102．
• HAYASE, Shinzo （早瀬晋三）, ‘Diplomats of Meiji Japan in the Philippines', Journal of the Japan-Netherlands Institute, 2 （1989.10）, pp.115-130.
• 早瀬晋三「フィリピン」吉川利治（編）『近現代史のなかの日本と東南アジア』東京:東京書籍，1992， pp.33-77．
• 早瀬晋三「南方 「移民」 と 「南進」―フィリピンにおける 「移民」， 外交官， 軍事工作」 大江志乃夫＋浅田喬二ほか（編）『岩波講座・近代日本と植民地5―膨脹する帝国の人流』東京:岩波書店，1993，pp.57-76．
• 早瀬晋三「フィリピン行き渡航者調査�W（大正期）外務省外交史料館文書「移民取扱人ヲ経由セル海外渡航者名簿」より」『人文研究』（大阪市立大学）45/10（1993.12）pp.15-38．
• 早瀬晋三「フィリピン行き渡航者調査�X（昭和期）―外務省外交史料館文書「本邦移民取扱人関係雑件海外興業株式会社　海外渡航者名簿　比島行」より」『人文研究』（大阪市立大学）46/11（1994.12）pp.671-696．
• 早瀬晋三「二つの大国アメリカと日本に翻弄されたフィリピン」萩原宜之＋後藤乾一（編）『東南アジア史のなかの近代日本』東京:みすず書房，1995，pp.33-51．
• 早瀬晋三「日本との交流」綾部恒雄＋石井米雄（編）『もっと知りたいフィリピン』東京:弘文堂，1995，pp.247-270．［第2版］
• 早瀬晋三『フィリピン行き渡航者調査（1901-39年）―外務省外交史料館文書「海外渡航者名簿」より』京都:京都大学東南アジア研究センター，1996．（重点研究領域「総合的地域研究」成果報告シリーズ8）
• 早瀬晋三「「ダバオ国」の在留邦人」池端雪浦（編）『日本占領下のフィリピン』東京:岩波書店，1996 pp.291-332．
• 辺野喜英昭『拡張主義国家の相克―日・米の摩擦―ハワイ・フィリピン併合問題』那覇:月刊沖縄社，1986．
• 日暮吉延「極東軍事裁判所構成国の条件―インド裁判官任命事件をめぐって」『国際政治』95（1990.10）pp.151-166．
• 平川祐弘「レオカディオ・デアシスの『南方特別留学生トウキョウ日記』と森鴎外の『独逸日記』―留学体験と近代化運動」土屋健治＋白石隆（編）『東南アジアの政治と文化』東京:東京大学出版会，1984．（国際関係論のフロンティア3）pp.213-235．
• 池端雪浦「フィリピンにおける日本軍政の一考察―リカルテ将軍の役割をめぐって」『アジア研究』（アジア政経学会）22/2（1975.7）pp.40-74．
• 池端雪浦＋寺見元恵＋早瀬晋三『世紀転換期における日本・フィリピン関係』東京:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所，1989年．（AA研東南アジア研究1）
• 池端雪浦「フィリピン革命と日本の関与」 池端雪浦＋寺見元恵＋早瀬晋三『世紀転換期における日本・フィリピン関係』東京:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所，1989年， pp.1-36．
• 池端雪浦（編）『日本占領下のフィリピン』東京:岩波書店，1996．
• 池端雪浦「フィリピン現代史のなかの日本占領期」池端雪浦（編）『日本占領下のフィリピン』東京:岩波書店，1996， pp.1-21．
• 池端雪浦「鉱山開発と現地社会の抵抗」池端雪浦（編）『日本占領下のフィリピン』東京:岩波書店，1996， pp.145-183．
• 石田甚太郎「日本軍による支配の実態と民衆の抵抗―フィリピン」 『歴史評論』 508 （1992.8）pp.53-59．
• 石井均「日本軍政下におけるフィリピンの文教政策」『研究紀要』（岡山県立短大）26（1982）pp.11-20．
• ホセ，リカルド・T（川島緑（訳））「たわめども折れず―大戦期フィリピン・ナショナリズムと日本の文化政策」大江志乃夫＋浅田喬二ほか（編）『岩波講座・近代日本と植民地7―文化のなかの植民地』東京:岩波書店，1993，pp.81-103．
• ホセ，リカルド・T （後藤乾一（訳）） 「日本のフィリピン占領の遺産」 細谷千博＋本間長世ほか（編）『太平洋戦争』東京:東京大学出版会，1993， pp.511-537．
• ホセ，リカルド・T「日本のフィリピン占領の遺産」萩原宜之＋後藤乾一（編）『東南アジア史のなかの近代日本』東京:みすず書房，1995，pp.132-142．
• ホセ，リカルド・T（永井均（訳））「日本占領下における食糧管理統制制度―コメ不足とその対応策を中心として」池端雪浦（編）『日本占領下のフィリピン』東京:岩波書店，1996， pp.219-253．
• 笠井信幸「賠償と貿易促進―フィリピンの事例」中岡三益（編）『戦後日本の対アジア経済政策史』（研究双書301）東京:アジア経済研究所，1981，pp.125-149．
• 川島緑「「モロ族」統治とムスリム社会の亀裂―ラオ州を中心に」池端雪浦（編）『日本占領下のフィリピン』東京:岩波書店，1996， pp.103-144．
• 川島緑「日本占領下ミンダナオ島におけるムスリム農民の抵抗―タンパラン事件をめぐって」倉沢愛子（編）『東南アジア史のなかの日本占領』東京:早稲田大学出版部，1997， pp.381-416．
• 木村毅『布引丸―フィリピン独立軍秘話』恒文社，1981．
• 小林英夫「占領期東南アジアの日本企業の経営実態―フィリピンのララップ鉱山を中心に」倉沢愛子（編）『東南アジア史のなかの日本占領』東京:早稲田大学出版部，1997， pp.110-130．
• 小島勝「戦前のマニラ日本人小学校の教育理念」 『国際教育研究』 5 （1984.6） pp.1-20．
• 小島勝「マニラ日本人小学校の社会的性格」 『龍谷大学論集』 424 （1984.5） pp.169-206．
• 小島勝「フィリピン・ダバオの日本人学校生徒の戦争体験」『新沖縄文学』84（1990.6）pp.116-123．
• 小島勝「第二次世界大戦前のダバオ地域における日本人学校の研究」『龍谷大学論集』436（1990.7）pp.218-250．
• 小島勝「第二次大戦前の日本人学校教員の教育体験・意識に関する研究―バギオ・満州・上海における教員への聴き取りを通して」『龍谷大学論集』443（1993.12）pp.77-108．
• 水上勲「石坂洋次郎とフィリピン従軍」神谷忠孝＋木村一信（編）『南方徴用作家―戦争と文学』京都:世界思想社，1996．（世界思想ゼミナール）pp.77-96．
• 盛田良治「日本占領期フィリピンの現地調査」『人文学報』（京都大学人文科学研究所）79（1997.3）pp.163-188．
• 永野善子「ハワイのフィリピン人移民労働者―砂糖産業の展開を背景として」『総合研究』（津田塾大学国際関係研究所）2（1988.1）pp.1-46．
• 永野善子「棉花増産計画の挫折と帰結」池端雪浦（編）『日本占領下のフィリピン』東京:岩波書店，1996， pp.185-217．
• 永野善子「日本占領期フィリピンにおける糖業調整政策の性格と実態」倉沢愛子（編）『東南アジア史のなかの日本占領』東京:早稲田大学出版部，1997， pp.83-109．
• 長田由美「フィリピンにおける元「従軍慰安婦」調査報告」『戦争責任研究』1（1993）pp.47-52．
• 中野聡「フィリピンの対日協力者問題とアメリカ合衆国」『歴史学研究』（歴史学研究会）600（1989.11）pp.57-67．
• 中野聡「日本は何をしたか，何を訴えられているか―フィリピン」『世界』591（1994.2）pp.162-163．
• 中野聡「米国のフィリピン再占領―封じ込められた自主変革の契機と「親米」国家への道」油井大三郎＋中村政則＋豊下楢彦（編）『占領改革の国際比較―日本・アジア・ヨーロッパ』東京:三省堂，1994，pp.27-55
• 中野聡「宥和と圧制―消極的占領体制とその行方」池端雪浦（編）『日本占領下のフィリピン』東京:岩波書店，1996， pp.23-58．
• 中野聡『フィリピン独立問題史―独立法問題をめぐる米比関係史の研究（1929-46）』東京:龍渓書舎，1997．
• 中野聡「フィリピン・持続したリーダーシップ」倉沢愛子（編）『東南アジア史のなかの日本占領』東京:早稲田大学出版部，1997， pp.57-80．
• 中野聡「フィリピン戦後体制の形成」細谷千博＋入江昭ほか（編）『太平洋戦争の終結―アジア・太平洋の戦後形成』東京:柏書房，1997，pp.343-373．
• 西田研志「フィリピン日系人の戦前・戦後―法律家の役割―その人権課題（アジア法研究に望む―アジアの人権問題に立ち向かう弁護士から研究者へ）」『法の科学』21（1993）pp.173-175．
• 大蔵省管理局『日本人の海外活動に関する歴史的調査―南方編5各論　比島編』［東京］，1947．（通巻34）
• 太田弘毅「フィリピンにおける最初期の日本軍政」『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所）122（1976.7）pp.40-55．
• 太田弘毅「フィリピンにおける日本軍政機関と比島行政府」『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所）(1)128（1977.1）pp.32-42; (2)129（1977.2）pp.20-32．
• 太田弘毅「日本軍政下のフィリピンと新比島奉仕団（カリバピ）」『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所）145（1978.6）pp.19-37．
• 太田弘毅「フィリピン「独立」への政治過程―日本の許容と共和国の誕生」『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所）166（1980.3）pp.1-28．
• 太田弘毅「フィリピンにおける日本軍政―治安対策を中心に」『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所）172（1980.9）pp.22-51．
• 太田弘毅「フィリピンにおける日本軍政―比島軍政監部の組織と任務」 『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所） 185 （1981.10）pp.29-48．
• 太田弘毅「日本軍政下フィリピンにおける各種住民対策」 『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所） 189 （1982.2） pp.64-91．
• 太田弘毅「フィリピンにおける日本軍政の産業政策」『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所）197（1982.10）pp.16-41．
• 太田弘毅「戦時下フィリピン愛国同志会 （マカピリ）」 『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所） 200 （1983.1-3） pp.24-38．
• 太田弘毅「日本軍政下フィリピンの地方行政制度」『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所）211（1984.2）pp.22-40．
• 太田弘毅「軍政下フィリピンにおける教育政策」『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所）213（1984.4）pp.1-21．
• 太田弘毅「日本軍政下のフィリピン経済―通貨・財政・金融」『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所）226（1985.5）pp.30-51．
• 太田弘毅「フィリピンにおける日本軍政と宗教政策」『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所）236（1985.12）pp.42-60．
• 太田弘毅「フィリピンにおける日本軍政と日本語教育」 『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所） 238 （1986.2） pp.28-41．
• サニエル，ホセファ・M（高野善一＋杉原富士夫（訳））「大隈重信と一八九八年のフィリピン問題　附訳文」『早稲田大学史記要』1/1（1965.4）pp.17-64．
• 佐藤虎男『フィリピンと日本　交流500年の軌跡』東京:サイマル出版会，1994．
• 柴田真知子「日本人海外創出要因に関する一考察―エクアドルにおける古川拓殖株式会社のケース」『総合研究』（津田塾大国際関係研究所）2（1988.1）pp.97-132．
• 柴田真知子「古川拓殖株式会社―ダバオからエクアドルへ」『移住研究』26（1989.3）pp.29-52．
• 鈴木静夫「戦時下フィリピン共産党（PKP）と“対日協力”」高橋徹（編）『変動期の国際社会』東京:北樹出版，1988，pp.294-318．
• 鈴木忠和「フィリピン・ダバオにおける日本人の発展」『東洋文化研究』（東京大学）15（1947.8）pp.38-64; 26（1947.10）pp.42-48．
• 高岡定吉（光寺猛（編））『比島棉作史』芦屋:比島棉作史編集委員会，1988．
• 田中梓「コレヒドール島今昔」『アジア・アフリカ資料通報』（国立国会図書館）18/11（1981.2）pp.28-32．
• 寺田勇文「宗教宣撫政策とキリスト教会」池端雪浦（編）『日本占領下のフィリピン』東京:岩波書店，1996， pp.255-290．
• 寺見元恵「日本軍欺くマニラの演劇」鈴木静夫＋横山真佳（編）『神聖国家日本とアジア―占領下の反日の原像』東京:勁草書房，1984，pp.242-272．
• 寺見元恵「フィリピン大衆小説にみる日本（人）像の変遷」『世界史像の研究』（国際基督教大学）4（1984.6）pp.3-31．
• 寺見元恵「日本占領下のフィリピン映画」『岩波講座・日本映画4―戦争と日本映画』東京:岩波書店，1986，pp.290-298．
• 寺見元恵「マニラの初期日本人社会とからゆきさん」池端雪浦＋寺見元恵＋早瀬晋三『世紀転換期における日本・フィリピン関係』東京:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所，1989年， pp.37-65．
• 寺見元恵「日本占領下フィリピンにおける文化工作―新比島教育隊の例」関西学院大学東洋史学研究室（編）『アジアの文化と社会』京都:法律文化社，1995，pp.245-275．
• 寺見元恵「日本軍に夢をかけた人々―フィリピン人義勇軍」池端雪浦（編）『日本占領下のフィリピン』東京:岩波書店，1996， pp.59-101．
• 寺見元恵「日常時の中の戦い―フィリピンにおける文化戦線」倉沢愛子（編）『東南アジア史のなかの日本占領』東京:早稲田大学出版部，1997， pp.259-292．
• 津野海太郎『物語・日本人の占領』東京:朝日新聞社，1985．
• 上田博「今日出海のフィリピン従軍―〈大東亜共栄圏の建設と崩壊〉」芦屋信和＋上田博＋木村一信（編）『作家のアジア体験―近代日本文学の陰画』京都:世界思想社，1992．（世界思想ゼミナール），pp.185-205．
• 山神進「日本からフィリピンへ　フィリピンから日本へ―統計にみる両国間の人流をめぐって」『国際人流』30（1989.11）pp.23-26．
• 吉川洋子「フィリピンへの日本人進出の歴史的検討」衛藤瀋吉（編）『日本をめぐる文化摩擦』東京:弘文堂，1980，pp.142-158．
• 吉川洋子「日比賠償外交交渉　1935年5月〜1953年4月―官僚的積極外交と現実的政治外交」『京都産業大学論集』10/1（1980.10）pp.40-83．
• 吉川洋子「米領下マニラの初期日本人商業，1898-1920―田川森太郎の南方関与」『東南アジア研究』（京都大学東南アジア研究センター）18/3（1980.12）pp.31-65．
• 吉川洋子「戦前期フィリピンにおける邦人の「官民接近」の構造」矢野暢（編）『東南アジアと日本』東京:弘文堂，1991．（講座東南アジア学　第10巻）pp.107-128．
• 吉川洋子『日比賠償外交交渉の研究』東京:勁草書房，1991．
• ユー=ホセ，リディア・N（山崎由紀（訳））「フィリピンへの日本人移住者に対する国内的・国際的影響要因」三輪公忠（編）『日米危機の起源と排日移民法』東京:論創社，1997，pp.487-520．

2．東南アジア島嶼部各地域
2-3:B．翻訳

• アゴンシリョ，テオドロ・A（二村健（訳））『運命の歳月―フィリピンにおける日本の冒険， 1941-1945』 （第1巻） 東京:井村文化事業社， 1991． （東南アジアブックス105/フィリピンの社会12）
• コンスタンティーノ，レナト＋コンスタンティーノ，レティシア・R（鶴見良行ほか（訳））『フィリピン民衆の歴史�V・第2巻―ひきつづく過去1』東京:井村文化事業社，1979．（東南アジアブックス10/フィリピンの社会6）
• コンスタンティーノ，レナト＋コンスタンティーノ，レティシア・R（鶴見良行ほか（訳））『フィリピン民衆の歴史�W・第2巻―ひきつづく過去2』東京:井村文化事業社，1980．（東南アジアブックス18/フィリピンの社会7）
• コンスタンティーノ，レナト「2度めの侵略―フィリピンにおける日本」『鹿児島経大論集』129/3（1988.10）pp.73-95; 229/4（1989.1）pp.111-137．
• コンスタンティーノ，レナト（松本昌悦＋都築朱美（訳））「日本による第2の侵略―フィリッピンは日本国によって再び侵略されるか」（資料）『中京法学』127/2（1992.12）pp.46-63; 228/1（1993.10）pp.146-152．
• ヘンソン，マリア．ロサ・L（藤目ゆき（訳））『ある日本軍「慰安婦」の真実―フィリピンの現代史を生きて』東京:岩波書店，1995．
• ハヴェリャーナ・S（阪谷芳直（訳））『暁を見ずに』東京:井村文化事業社，1976．（東南アジアブックス2/フィリピンの文学2）
• ラウレル，ホセ・P（山崎重武（訳））『戦争回顧録』東京:日本教育新聞社，1987．
• リムケコ，ピーター「共栄圏からパックス・ニポニカ―フィリピンからの直言」コンスタンティーノ，レナト（編）（津田守＋奥野知秀（監訳））『日本の役割―東南アジア6カ国からの直言』狛江:びすく社（発売＝東京:刊行社），1992，pp.117-136．
• サントス，アルフォンソ・P（瓜谷みよ子（訳））『フィリピン戦線の日本兵―草の根の証言集』東京:パンリサーチ出版局，1989．

2．東南アジア島嶼部各地域
2-3:C．回想・伝記・訃報・証言

• 天野洋一『ダバオ国の末裔たち―フィリピン日系棄民』名古屋:風媒社，1990．
• 新垣安子「フィリピンと日本のはざまに生きる人たち」『新沖縄文学』84（1990.6）pp.132-138．
• 藤崎康夫「フィリピン移民問題―忘れられた日本人（戦争への視点）」『公明』319（1988.8）pp.116-122．
• 古川義三『ダバオ開拓記』東京:古川拓殖，1956．
• 比嘉康雄「体験記録・フィリピン―地獄のジャングル」『新沖縄文学』84（1990.6）pp.64-66．
• 広瀬真一＋デアシス，レオカディオ「暗い時代を乗り越えた日本人とフィリピン人の心の交流―アジアに新しい友好の輪を広げたい」『月刊APIC』60（1983.3）28-31．
• 石田甚太郎『ワラン・ヒヤ―日本軍によるフィリピン住民虐殺の記録』東京:現代書館，1990．
• 石田甚太郎『殺した殺された―元日本兵とフィリピン人200人の証言』東京:径書房，1992．
• 石田磨柱『大城孝蔵―ダバオ開拓の祖』秋田:宜野座通男（秋田文化出版製作），1991．
• 金ヶ江清太郎『歩いてきた道―ヒリッピン物語』東京:国政社，1968．
• 金ヶ江清太郎The Path to Friendship−A Tale of a Japanese Immigrant in the Philippines. 東京:勁草書房，1987．
• 川村悦郎『神軍の虐殺―占領下フィリピンで何が起きたのか』東京:徳間書店，1991．
• 河村宏男「むかしフィリピンで日本が戦争したとき」『朝日ジャーナル』1〜16; 25/31〜25/48（1983.7.22〜11.18）頁不明．
• 河嶋慎一「菅沼貞風とフィリピン」『アジア・アフリカ資料通報』（国立国会図書館）21/10（1984.1）pp.32-36．
• 萱原宏一『戦中比島嘱託日誌』東京:青蛙房，1983．
• 木村毅（編）『ホセ・リサールと日本』東京:アポロン社，1961．
• 南條岳彦『一九四五年　マニラ新聞―ある毎日新聞記者の終章』東京:草思社，1995．
• 日本のフィリピン占領期に関する史料調査フォーラム（編）『インタヴュー記録・日本のフィリピン占領』東京:龍渓書舎，1994．（南方軍政関係資料15）
• 新見彰＋吉見義明『フィリピン戦―逃避行』東京:岩波書店，1993．（岩波ブックレット307）
• 大野俊『ハポン―フィリピン日系人の長い戦後』東京:第三書館，1991．
• 大阪商船株式会社（編）『村田省三追想録』大阪:編者，1959．
• 太田兼四郎（目黒兼（編））『鬼哭』東京:フィリピン協会，1972．
• フィリピン「従軍慰安婦」補償請求裁判弁護団（編）『フィリピンの日本軍「慰安婦」―性的暴力の被害者たち』東京:明石書店，1995．
• 佐藤勝造「比島 （フィリピン） 放送管理局のあゆみ」 『NHK放送文化研究年報』 18 （1973），pp.173-239．
• 城田吉六『ダバオ移民史を歩く―混血二世のその後』東京:葦書房，1985．
• 戦争犠牲者を心に刻む会（編）『日本軍はフィリピンで何をしたか』大阪:東方出版，1990．（アジアの声　第4集）
• 鷹沢のり子『バターン「死の行進」を歩く』東京:筑摩書店，1995．
• 津谷喜一郎「日本占領下のフィリピン薬草植物研究」『日本医事新報』（上）3410（1989.9.2）pp.61-65; （下）3411（1989.9.9）pp.65-68．
• 上田敏明『聞き書きフィリピン占領』東京:勁草書房，1990．
• 上田敏明「フィリピンが「日本」だったころ」『新沖縄文学』84（1990.6）pp.124-131．

2．東南アジア島嶼部各地域
2-3:D．戦記・戦史・慰霊

• 新井恵美子『ダバオの君が代―比島に新天地を求めた人々』［東京］:日本図書刊行会，1993．
• 阿利莫二『ルソン戦　死の谷』東京:岩波書店，1987．（岩波新書）
• 防衛庁防衛研修所戦史室（編）『比島攻略作戦』東京:朝雲新聞社，1966．（戦史叢書）
• 防衛庁防衛研修所戦史室（編）『捷号陸軍作戦』（全2巻）東京:朝雲新聞社，1970-72．（戦史叢書）
• 防衛庁防衛研修所戦史室（編）『比島捷号陸軍航空作戦』東京:朝雲新聞社，1971．（戦史叢書）
• 江崎誠致『ルソンの挽歌―最悪の戦場　比島戦記』東京:光人社，1996．
• 富士原義広（編）『あゝセブ島―セブ陸軍病院職員の戦場体験記と鎮魂歌』津屋崎町（福岡県）:全国セブ戦友会事務局，1988．
• 儀同保『ルソンの碑』東京:光人社，1981．
• 浜野健三郎『死の谷ルソン―地獄の戦線従軍記』東京:光人社，1989．
• 久田英正＋水島朝穂『戦争とたたかう―憲法学者のルソン島戦場体験』東京:日本評論社，1987．
• 比島派遣野戦自動車廠戦友会（編）『比島に散った野戦自動車廠の記録』不明:開発社，1989．
• 池上澄雄『南十字星は忘れない―私の太平洋戦争』東京:彩流社，1986．
• 神崎陽『ルソンに消ゆ―戦没学生従軍日記』東京:鵬和出版，1983．
• 河合武郎『ルソン戦記―若き野戦重砲指揮官の回想』東京:光人社，1987．
• 守屋正『フィリピン戦線の人間群像』東京:勁草書房，1978．
• 長井清『悔恨のルソン』東京:築地書館，1989．
• 日本放送協会取材班（編）『踏みにじられた南の島』東京:角川書店，1993．（ドキュメント太平洋戦争5）
• 小川哲郎『北部ルソン戦　戦争と人間の記録』（全2巻）東京:現代史出版会（発売:徳間書店），1978．
• 大岡昇平『レイテ戦記』（全3巻）東京:中央公論社，1974．（中公文庫）
• 長部日出雄『戦場で死んだ兄をたずねて―フィリピンと日本』東京:岩波書店，1988．
• 佐藤喜徳『傷跡―ルソンの軍靴』不明:戦誌刊行会，1982．
• Segura, Manuel F.（大野芳（訳））『タブナン，もう一つの太平洋戦争―米比ゲリラVS日本軍の死闘』東京:光人社，1988．
• 志柿謙吉『回想レイテ作戦―海軍参謀のフィリピン戦記』東京:光人社，1996．
• 皇睦夫『もう一つのフィリピン戦』［大和］:著者，1985．
• 皇睦夫『書き残しておきたいフィリピン戦秘史』［大和］著者，1988．
• 高木俊明『ルソン戦記―ベンゲット道』（全2巻）東京:文芸春秋，1989．（文春文庫）
• 梅崎光生『ルソン日記―さらばアバリよ』東京:沖積社，1987．
• 山本筑郎『ガダルカナル島作戦に於ける百武十七軍敗北の真相』東京:山本筑郎，1989．
• 山本正道『フィリピン戦の回想―当番兵の記録』高知:著者，1991．
• 山本又平『ルソン戦線のキリスト―神の愛に生かされて』東京:キリスト新聞社，1996．
• 山崎友助『比島攻防戦　画集　戦前・戦後のフィリッピン』東京:ヒューマンドキュメント社，1987．
• 柳井乃武夫『山の兵隊―比島より帰還せる一学徒兵の手記』東京:交通協会，1987．
• 矢野正美『ルソン島敗残日記―我が青春のフィリピン』東京:三樹書房，1986．
• 読売新聞社（編）『昭和史の天皇―レイテ決戦』（全2巻）東京:角川書店，1989．
• 読売新聞大阪社会部（編）『比島棉作部隊』大阪:新風書房，1991．（新聞記者が語りつぐ戦争3）

2．東南アジア島嶼部各地域
2-3:E．文献目録・研究動向・史料事情

• 有山輝雄『日本の占領と新聞の「南方大進軍」』東京:日本図書センター，1991．（『マニラ新聞』別冊（解説・社会一覧））
• 早瀬晋三「「通商彙纂」 掲載フィリピン関係記事目録」 『鹿児島大学史学科報告』 38 （1991.7）pp.55-83．
• 早瀬晋三「「日刊海外商報」掲載フィリピン関係記事目録―1925-28年　付:領事報告掲載フィリピン関係記事目録―1881-93年」『鹿児島大学史学科報告』39（1992.7）pp.129-146．
• 早瀬晋三「「通商公報」掲載フィリピン関係記事目録―1913-24年」『鹿児島大学史学科報告』39（1992.7）pp.81-128．
• 池端雪浦「東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所のフィリピン関係コレクション」『東南アジア―歴史と文化―』（東南アジア史学会）23（1994）pp.135-136．
• ホセ，リカルド・T「日本占領期フィリピン史に関連する図書館・文書館・博物館の紹介　フィリピン」池端雪浦（編）『日本占領下のフィリピン』東京:岩波書店，1996， pp.334-347．
• 川島緑（編）『防衛研究所所蔵・日本のフィリピン占領関係資料目録』東京:東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所，1994．
• 川島緑＋永井均「日本占領期フィリピン史に関連する図書館・文書館・博物館の紹介　日本」池端雪浦（編）『日本占領下のフィリピン』東京:岩波書店，1996， pp.348-361．
• 河嶋慎一「ダバオの日本人―開拓史とその記録」『アジア・アフリカ資料通報』（国立国会図書館）23/6（1985.9）pp.32-36．
• 河野昭昌＋松本康正（解題）「木村毅蒐集　ホセ・リサール文庫」『早稲田大学史記要』17（1985.1）pp.41-58．
• 永野善子「日本占領期フィリピン史に関連する図書館・文書館・博物館の紹介　オーストラリア」池端雪浦（編）『日本占領下のフィリピン』東京:岩波書店，1996， pp.371-383．
• 永井均「フィリピン史料館探訪―マニラ及びケソン・シティを中心に」『史苑』（立教大学）55/1（1994.10）pp.87-98．
• 中野聡「日本占領期フィリピン史に関連する図書館・文書館・博物館の紹介　米国」池端雪浦（編）『日本占領下のフィリピン』東京:岩波書店，1996， pp.361-371．
• 寺田勇文「上智大学図書館マウロ・ガルシア・コレクションについて」『東南アジア―歴史と文化―』（東南アジア史学会）21（1992）pp.198-199．
• 寺見元恵「日本のフィリピン占領に関する研究の成果と動向」『東南アジア―歴史と文化―』（東南アジア史学会）23（1994）pp.96-112．
• 富久俊一「在フィリピン日本関係資料について」『アジア・アフリカ資料通報』（国立国会図書館）21/4（1983.7）pp.26-36．
• 吉久明宏「南洋関係諸団体刊行物目録6比律賓協会」『アジア資料通報』（国立国会図書館）26/3（1988.3）pp.27-40．
• 吉久明宏「国立国会図書館所蔵邦文フィリピン関係図書目録」『アジア資料通報』（国立国会図書館）28/11（1991.2）pp.2-26．
• 吉久明宏「日本におけるフィリピン研究文献目録（その2）」『アジア資料通報』（国立国会図書館）30/4（1992.7）pp.2-20．

2．東南アジア島嶼部各地域
2-3:F．史料（復刻を含む）

• 茶園義男（編・解説）『BC級戦犯米軍マニラ裁判資料』東京:不二出版，1986．（BC級戦犯関係資料集成5）
• 茶園義男（編・解説）『BC級戦犯フィリピン裁判資料』東京:不二出版，1987．（BC級戦犯関係資料集成8）
• ダバオ会編集部『ダバオ―懐かしの写真集』東京，1988．
• 藤岡明義『敗残の記―玉砕地ホロ島の記録』東京:中央公論社，1991．（中公文庫）
• 福島慎太郎（編）『村田省蔵遺稿・比島日記』東京:原書房，1969．（明治百年史叢書137）
• 比島調査委員会（編）（中野聡＋早瀬晋三ほか（解題））『極秘・比島調査報告』（全2巻）東京:龍渓書舎，1993．［1943年版（全4篇）の復刻］
• 石川欣一『比島投降記―ある新聞記者のみた敗戦』東京:中央公論社，1995．（中公文庫）
• 今日出海『山中放浪―私は比島戦線の浮浪人だった』東京:中央公論社，1978．（中公文庫）
• 今日出海『悲劇の将軍―山下奉文・本間雅晴』東京:中央公論社，1988．（中公文庫）
• マニラ新聞社『マニラ新聞・縮刷・復刻版』東京:日本図書センター，1991．
• 満鉄東亜経済調査局（編）『フィリピンにおける華僑』東京:青史社，1986．（南方資料叢書6）［1939年版の復刻］
• 満鉄東亜経済調査局（編）『比律賓』東京:クレス出版，1991．（南洋叢書　第5巻）
• 龍渓書舎編集部（編）『清国窯業調査報告書・比律賓群島事情』東京:龍渓書舎，1995．（明治後期産業発達史資料246（外国事情篇3））［編集復刻版］
• 棚瀬襄爾『比律賓の民族』東京:大空社，1997．（アジア学叢書26）［1942年刊の復刻］
• 渡集団報道部（人見潤介＋中野聡ほか（編・解題））『極秘・第十四軍・軍宣伝班　宣伝工作史料集』東京:龍渓書舎，1996．（南方軍政関係資料13）［復刻版］
• 山田美妙『フィリッピン独立戦話・あぎなるど』東京:中央公論社，1990．（中公文庫）

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