2-4．太平洋島嶼部（旧委任統治領南洋群島ほか）

2-4．太平洋島嶼部（旧委任統治領南洋群島ほか）
2-4:A．論文・論説

• 安部惇「日本の南進と軍政下の植民政策―南洋群島の領有と植民政策1」『愛媛経済論集』5/1（1985.7）pp.71-97．
• 安部惇「南洋庁の設置と国策会社東洋拓殖の南進―南洋群島の領有と植民政策2」『愛媛経済論集』5/2（1985.11）pp.27-64．
• 青柳まちこ「旧南洋群島における日本の宗教政策―パラオの宗教運動（モデクゲイ）を中心にして」『南方文化』（天理南方文化研究会）4（1977.7）pp.59-78．
• 荒川俊児「太平洋の島からの賠償請求「日本人」として戦ったあるベラウ人（国境（くにざかい）に生きる人びと15）」『地理』38/3（1993.3）pp.43-51．
• ベネット，ネヴィル（飯野正子（訳））「1913-28年の日本人移民に対する英連邦諸国およびイギリスの姿勢―1924年の「ウォー・スケア」問題を中心に」三輪公忠（編）『日米危機の起源と排日移民法』東京:論創社，1997，pp.395-428．
• フライ，ヘンリー（五味俊樹（訳））「環太平洋の間接的同盟―パックス・ブリタニカとパックス・アメリカーナの下での日豪関係」『国際政治』68（1981），pp.95-110．
• フライ，ヘンリー（高橋久志（訳））「近代日本と新大陸オーストラリア」清水元（編）『両大戦間期日本・東南アジア関係の諸相〈日本・東南アジア関係史�T〉』東京:アジア経済研究所，1986．（研究双書346）pp.237-262．
• フライ，ヘンリ・P（前川佳遠理（訳））「西太平洋における日本の移民とオーストラリア1929-35」三輪公忠（編）『日米危機の起源と排日移民法』東京:論創社，1997，pp.465-485．
• 福嶋輝彦「「貿易転換政策」と日豪貿易紛争（1936年）―オーストラリア政府の日本製織物に対する関税引上げをめぐって」『国際政治』68（1981），pp.59-78．
• 我部政明「日本のミクロネシア占領と「南進」―軍政期（1914年から1922年）を中心として」『法学研究』（慶應義塾大学）155/7（1982.7）pp.70-89; 255/8（1982.8）pp.67-87（完）．
• 外務省条約局法規課（編）『外地法制誌・第5部―委任統治領南洋群島』（全2巻）東京:編者，1962-63．
• 後藤乾一「戦時期 「ティモール問題」 の外交史的考察」 『社会科学討究』（早稲田大学社会科学研究所） 34/3 （1989.3） pp.235-276．
• 後藤乾一「昭和期南進論と「ティモール島問題」」『社会科学討究』（早稲田大学社会科学研究所）39/1（1993.8）pp.47-66．
• 後藤乾一「一九三〇年代「濠亜地中海」の国際関係」『社会科学討究』（早稲田大学社会科学研究所）40/1（1994.7）pp.1-31．
• 秦郁彦「太平洋戦場の日本人捕虜」『拓殖大学論集（社会科学）』11/2（1993.8）pp.1-41．
• 平間洋一「南洋群島と日米関係―海洋戦略の視点から」『太平洋学会誌』12/1（1989.4）pp.37-48．
• 今泉裕美子「日本の軍政期南洋群島統治 （1914-22）」 『国際関係学研究』 17 ［別冊］ （1990.3）pp.1-18．
• 今泉裕美子「南洋群島委任統治政策の形成」大江志乃夫＋浅田喬二ほか（編）『岩波講座・近代日本と植民地4―統合と支配の論理』東京:岩波書店，1993，pp.51-81．
• 今泉裕美子「日本軍による支配の実態と民衆の抵抗―ミクロネシア」『歴史評論』508（1992.8）pp.43-51，34．
• 今泉裕美子「南洋興発の沖縄県人政策に関する覚書―導入初期の方針を中心として」『沖縄文化研究』（法政大学）19（1992.9）pp.131-177．
• 今泉裕美子「国際連盟での審査にみる南洋群島現地住民政策―1930年代初頭までを中心に」『歴史学研究』（歴史学研究会）665（1994.11）pp.26-40，80．
• 今泉裕美子「サイパン島における南洋興発株式会社と社会団体」波形昭一（編）『近代アジアの日本人経済団体』東京:同文舘，1997，pp.65-87．
• 石川榮吉『日本人のオセアニア発見』東京:平凡社，1992．
• 石川元助「ニューギニアの貝貨《タンプ》と日本軍票―太平洋戦争下，日本軍占領地ニューギニアにおける通貨政策の実験」『名古屋学院大学論集（人文・社会科学篇）』8/2（1971.12）pp.1-34（＋図版8p.）．
• 神山晃令「日本の国際連盟協力終止と南洋群島委任統治」『外交史料館報』2（1989.3）pp.8-36．
• 片木晴彦「日本の委任統治下におけるミクロネシアの法制度」畑博行（編）『南太平洋諸国の法と社会』東京:有信堂，1992，pp.196-214．
• 経済安定本部総裁官房国土調査室（編）『台湾・南洋群島における土地調査』東京，1952．
• メイニー，ネヴィル（赤根谷達雄（訳））「「黄色禍論」と「オーストラリアの危機」―オーストラリア外交政策史における日本， 1905-1941年」 『国際政治』 68 （1981）， pp.5-22．
• 溝口敏行「日本統治下における「南洋群島」の経済発展―1922-38年」『経済研究』（一橋大学経済研究所）31/2（1980.4）pp.128-134．
• マーフィー，P・B（福嶋輝彦（訳））「太平洋協定とオーストラリアの安全保障（1921-37年）」『国際政治』68（1981），pp.44-58．
• 日本国際政治学会（編）『日豪関係の史的展開』（国際政治68），1981．
• 西野照太郎「日本人とニューカレドニア―歴史を回顧して（南太平洋シリーズ）」『月刊South Pacific』131（1992.2）-134（1992.5），1-4，頁不明．
• 岡田昌之助「日本占領下のグアムにおける南洋興発の事業」 『太平洋学会誌』 11/1 （1988.4）pp.76-94．
• 大蔵省管理局『日本人の海外活動に関する歴史的調査　南洋群島篇』（全2冊）［東京］，1947．（通巻20・21冊）
• 太田弘毅「ニューブリテン民政部の統治―海軍軍政地域研究の一齣」『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所）219（1984.10）pp.1-15．
• 太田弘毅「ニューギニアにおける海軍民政機関」『政治経済史学』（日本政治経済史学研究所）223（1985.2）pp.64-81．
• 大山梓「日独戦争と南洋占領」『帝京法学』12/1（1981.1）pp.75-91．
• ピーティー，マーク・R（我部政明・訳）「日本植民地支配下のミクロネシア」大江志乃夫＋浅田喬二ほか（編）『岩波講座・近代日本と植民地1―植民地帝国日本』東京:岩波書店，1992，pp.189-215．
• 佐伯康子「海軍の南進と南洋興発（1920年-1936年）―南洋群島委任統治から「国策の基準」迄」『法学研究』（慶應義塾大学）65/2（1992.2）pp.229-249．
• 佐伯康子「砂糖王松江春次論―南洋興発の発展と崩壊」『名古屋明徳短期大学紀要』3（1992.3）pp.67-81．
• 斉藤尚文「裸足の恩人たち―日本軍人がみたメラネシア人」『人文学報』（東京都立大学人文学会）203（1988.3）pp.85-113．
• 斉藤尚文＋川崎一平「セピック中流域の太平洋戦争―ブルクナウイ村民と日本軍人」清水昭俊＋吉岡政徳（編）『オセアニア3―近代に生きる』東京:東京大学出版会，1993，pp.53-66．
• 坂野徹「清野謙次の日本人種論―大東亜共栄圏と人類学」『科学史・科学哲学』（東京大学）11（1993）pp.85-99．
• 坂野徹「パラオ熱帯生物研究所―その誕生から終焉まで」『化学史研究』22/3（1995.10）pp.18-34．
• 坂野徹「人類学者たちの「南」―戦前日本におけるミクロネシア人研究をめぐって」『科学史研究』 135 （第�U期， 1996． 冬） pp.239-250; 236 （同， 1997． 春） pp.9-18．
• 佐藤恭三「1930年代後半のオーストラリア外交―コモンウェルスと太平洋国家意識の狭間」『国際政治』68（1981），pp.79-94．
• 篠原正治＋山本富夫「戦前・戦中のマーシャル群島について」（文化の差異に関する研究部会・太平洋の島嶼小国に関する研究部会合同セッション報告）『太平洋学会誌』25（1985.1）pp.14-29．
• シソンズ，D・C・S（小菅信子（訳））「オーストラリアによる戦争犯罪調査と裁判―天皇免訴にいたる過程」大江志乃夫＋浅田喬二ほか（編）『岩波講座・近代日本と植民地8―アジアの冷戦と脱植民地化』東京:岩波書店，1993，pp.291-314．
• 杉山肇 「ニュー・カレドニアにおける日本人移民」 三輪公忠（編）『日米危機の起源と排日移民法』東京:論創社，1997， pp.521-550．
• 高山純＋高橋康昌「日本とオセアニア」高山＋石川栄吉＋高橋『地域からの世界史17　オセアニア』東京:朝日新聞社，1992，pp.159-182．
• 竹田いさみ「白豪政策の成立と日本の対応―近代オーストラリアの対日基本政策」『国際政治』68（1981），pp.23-43．
• 田中梓「ラバウル考」『アジア・アフリカ資料通報』（国立国会図書館）18/1（1980.4）pp.28-29．
• 多仁安代「日本委任統治領ポナペ島における日本語教育について―公学校卒業生の聞き取り調査から」『太平洋学会誌』14/4（1992.1）pp.33-43．
• 冨山一郎「熱帯科学と植民地主義―「島民」をめぐる差異の分析学」酒井直樹＋ド=バリー，ブレット＋伊豫谷登士翁（編）『ナショナリティの脱構築』（パルマケイア叢書5）東京:柏書房，1996，pp.57-80．
• 浦田義和「ミクロネシアと中島敦」 『南島文化』 （沖縄国際大学南島文化研究所） 9 （1987）pp.29-47．
• 渡辺昭夫「日豪関係史の諸問題」『国際政治』68（1981），pp.1-4．
• 吉川麻里「海野十三の南方徴用体験―科学力の罠」 神谷忠孝＋木村一信（編）『南方徴用作家―戦争と文学』京都:世界思想社，1996．（世界思想ゼミナール） pp.181-200．

2-4．太平洋島嶼部（旧委任統治領南洋群島ほか）
2-4:B．翻訳

2-4．太平洋島嶼部（旧委任統治領南洋群島ほか）
2-4:C．回想・伝記・訃報・証言

• 新垣三郎「体験記録・サイパン―戦犯死刑囚から牧師へ」 『新沖縄文学』 84 （1990.6） pp.54-55．
• 平田秀寿「海外における農業土木技術者の足跡　南洋」『農業土木研究』（創立三十周年記念）22/5（1959）pp.372-373．
• 池原善福「体験記録・ポナペ―島との絆ふたたび」 『新沖縄文学』 84 （1990.6） pp.62-63．
• 生田達二『パプア・ニューギニアの思い出』福井，1992．
• 石上正夫『日本人よ忘るなかれ―南洋の民と皇国教育』東京:大月書店，1983．
• 駒沢幸雄「南洋生活十五年間の思い出1「ロタ島編」」『太平洋学会誌』13/4（1991.1）pp.17-23．
• 駒沢幸雄「南洋生活十五年間の思い出2「ポナペ島編」」『太平洋学会誌』14/1（1991.4）pp.17-34．
• 駒沢幸雄「南洋生活十五年間の思い出34サイパン島編」『太平洋学会誌』（前）14/2（1991.7）pp.39-55; （後）14/3（1991.10）pp.59-67．
• 駒沢幸雄「南洋生活十五年間の思い出5ラバウル編」『太平洋学会誌』14/3（1991.10）pp.69-74．
• 前田均「南洋庁第4次教科書編纂者:梅津隼人のこと」『南方文化』（天理南方文化研究会）23（1996.11）pp.47-55．
• 永瀬隆＋吉田晶『カウラ日本兵捕虜収容所』東京:青木書店，1990．
• 南拓会（編）『南拓誌』東京:編者，1982．
• 西野照太郎「日本最初のオセアニア民族学者田代安定―なぜ今日の民族学界で無視されるのか」『太平洋学会誌』35（1987.7）pp.79-83．
• 野村進「サイパン島にもあった勝ち組，負け組の葛藤」『朝日ジャーナル』25/39（1983.9.23）pp.87-91．
• 野村進『海の果ての祖国』東京:時事通信社，1987．
• 岡谷公二『南海漂白―土方久功伝』東京:河出書房新社，1990．
• 小野賢一「太平洋の島々での戦争犯罪とその背景―日本のアジア侵略の真の清算のために」『前衛』606（1991.6）pp.229-241．
• 鈴木均『サイパン夢残―「玉砕」に潰えた「海の満鉄」』東京:日本評論社，1993．
• 高里盛昭「体験記録・サイパン―ゴンゴンに泣く」 『新沖縄文学』 84 （1990.6） pp.56-58．
• 田中利幸『知られざる戦争犯罪―日本軍はオーストラリア人に何をしたか』東京:大月書店，1993．
• 瑞慶覧ツル「体験記録・パラオ―生と死の狭間で」 『新沖縄文学』 84 （1990.6） pp.59-61．

2-4．太平洋島嶼部（旧委任統治領南洋群島ほか）
2-4:D．戦記・戦史・慰霊

• 新井輝「戦前・戦中・終戦直後のポナペ（太平洋の島嶼国に関する研究部会太平洋戦史研究部会合同セッション報告）」『太平洋学会誌』13/1（1990.4）pp.13-34．
• 井上米次「海軍気象班のミクロネシア展開（太平洋戦史研究会　太平洋の島嶼諸国に関する研究部会合同セッション報告）」『太平洋学会誌』11/3（1988.10）pp.43-56．
• 岩淵宣輝『翔べニューギニア二世―戦没者遺児の成長記録と提言』東京:戦誌刊行会，1983．
• 内藤勝次『東西総説・ニューギニア戦』東京:ヒューマンドキュメント社，1986．
• 奥村正二『戦場パプアニューギニア―太平洋戦争の側面』東京:中央公論社，1993．（中公文庫）
• 鈴木正光ほか『われソロモンに死すとも―ガダルカナル戦記』東京:光人社，1992．
• 武村次郎「戦史叢書 「ロタ島の守備」 の訂正」 『太平洋学会誌』 14/3 （1991.10） pp.53-58．
• 富野貴心『私が見たパプアニューギニア―標高4,100メートルサテワケット山脈戦没者遺体収集写真集』太子町（茨城県）:久慈観音霊場貴心寺，1989．
• 富野貴心（編）『私が見たパプアニューギニア―標高4,100メートルサテワケット山脈遺体収集写真集　別冊』太子町（茨城県）:久慈観音霊場貴心寺，1990．
• 読売新聞大阪社会部（編）『新聞記者が語りつぐ戦争1―ブーゲンビル:基島』大阪:新風書房，1991．
• 読売新聞大阪社会部（編）『新聞記者が語りつぐ戦争―タラワ』大阪:新風書房，1991．
• 読売新聞大阪社会部（編）『新聞記者が語りつぐ戦争4―ニューギニア』大阪:新風書房，1992．
• 読売新聞大阪社会部（編）『新聞記者が語りつぐ戦争9―遙かなるミレー』大阪:新風書房，1994．

2-4．太平洋島嶼部（旧委任統治領南洋群島ほか）
2-4:E．文献目録・研究動向・史料事情

• 今泉裕美子「戦後日本植民地研究史―南洋群島」大江志乃夫＋浅田喬二ほか（編）『岩波講座・近代日本と植民地4―統合と支配の論理』東京:岩波書店，1993，pp.312-314．
• 石川榮吉「日本のオセアニア学」大塚柳太郎＋片山一道ほか（編）『オセアニア1―島嶼に生きる』東京:東京大学出版会，1993，iii-xi．
• 丸本操「書誌調査・日本人のオーストラリア移民―木曜島を中心にして」『私立大学図書館協会会報』100（1993.6）pp.65-68．

2-4．太平洋島嶼部（旧委任統治領南洋群島ほか）
2-4:F．史料（復刻を含む）

• 茶園義男（編・解説）『BC級戦犯豪軍ラバウル裁判資料』東京:不二出版，1990．（BC級戦犯関係資料集成12）
• 茶園義男（編・解説）『BC級戦犯豪軍マヌス等裁判資料』東京:不二出版，1991．（BC級戦犯関係資料集成13）
• 土方久功（須藤健一（校訂・解説））『ミクロネシア=サテワヌ島民族誌』東京:未来社，1984．
• 『土方久功著作集・第1巻―パラオの社会と生活』東京:三一書房，1990．
• 『土方久功著作集・第6巻―青蜥蜴の夢・文化の果てにて』東京:三一書房，1991．
• 『土方久功著作集・第4巻―サテワヌの神と社会』東京:三一書房，1992．
• 『土方久功著作集・第7巻―流木，孤島に生きて』東京:三一書房，1992．
• 『土方久功著作集・第3巻』東京:三一書房，1993．
• 『土方久功著作集・第8巻』東京:三一書房，1993．
• 岩本由輝（解説）「柳田國男國際聯盟常設委任統治委員関係資料六点」岩本『もう一つの遠野物語』東京:刀水書房，1983，pp.195-242．
• 毎日新聞社（編）『別冊一億人の昭和史3―台湾・南洋・樺太』東京:編者，1978．
• 南洋群島教育会（編）『南洋群島教育史』 東京:青史社， 1982． （旧植民地教育史資料集1）［1938年版の復刻］
• 『南洋群島昔話・其の1』東京:南洋群島協会，1988．
• 南洋庁（編）『南洋統計年鑑』第1-4巻，東京:青史社，1993．（南方資料叢書11）［複製版］
• 能仲文夫（小菅輝雄（編））『赤道を背にして―南洋紀行』東京:南洋群島協会，1990．［復刻版］
• 多仁安代「南洋群島日本語教育史の基礎史料―外務省外交史料館所蔵外務参事官重光葵の極秘報告「南洋視察ニ関スル報告」」『軍事史学』29/2（1993.9）pp.67-80．

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