6月28日(木)と7月2日(月)に国際研究センター主催で 『コンタクト・ゾーンへの視角 初夏連続セミナー』を開催いたします ので奮ってご参加ください。
○講演者 スザンナ・フェスラ― (ニューヨーク州立大学準教授)
タイトル:「外国地名の歌枕 明治時代後期の海外旅行記に見る伝統と 近代の統合」
プロフィール: スザンナ・フェスラ―氏は、現在ニューヨーク州立大 学東アジア研究専攻の準教授、 2006年春には同志社大学京都プログラムの客員研究員をつとめた。 最近の著作には『トスカニーの武蔵野 日本人による明治時代の海外旅 行記1869−1912』 (ミシガン大学 2004)、姉崎正治のイタリア旅行記を翻訳中。
○講演者 デイヴッド・チデスター (ケープタウン大学教授)
タイトル:「コンタクト・ゾーンにおける夢見:19世紀南アフリカに おけるズールーの夢、幻視、宗教」
プロフィール: デイヴッド・チデスター氏は、1952年アメリカ 合衆国カリフォルニア生まれ。 現在ケープタウン大学宗教学専攻の教授。カリフォルニア大学サンタ バーバラ校でPh.D.取得。 著書に『野蛮な体系 南アフリカの植民地主義と比較宗教学』 (ヴァージニア大学出版)、 最近の著書として『本当のまがい物 宗教 とアメリカの民衆文 化』(カリフォルニア大学出版)、 翻訳に「ズールーのシャーマン、クレド・ムツワ」荒木美智雄編『世界 の民衆宗教』ミネルヴァ書房などがある。○講演者 磯前 順一 (国際日本文化研究センター准教授)
タイトル:「宗教を、日本で考える チデスター教授の問いかけに応え て」
プロフィール: 磯前順一氏は、1961年生まれ、日本女子大を経て 現在国際日本文化研究センター准教授。 著書に『近代日本の宗教言説とその系譜 宗教・国家・神道』 (岩波書店)、 『記紀神話のメタヒストリー』(吉川弘文館)、共編著に『宗教 を語りなおす』(みすず書房)などがある。○コメンテータ 岩谷 彩子 (龍谷大学)