[Institute for Research in Humanities. Kyoto University]
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過去の夏期公開講座一覧


2002(H14年)

「生活の中の植民地主義」

7月5日:
朝鮮人の名前と植民地支配
水野直樹
植民地支配・身体規律・健康
鄭 根埴
7月6日:
植民地における神社参拝 駒込 武
台湾先住民と日本語教育
―阿里山ツオウ族の戦前・戦後―
松田吉郎

2001(H13年)

「ヒトと環境のサイエンス」

7月6日:
長寿のサイエンス
武田 時昌
ヒトゲノムと新しい人間観
加藤 和人
7月7日:
鳥は言葉を発するか
 −聞きなしを考える−
小林 博行
北京:都市と環境
岩井 茂樹

2000(H12年)

「人種・民族・階級」

7月7日:
「人種」は存在するか
 −文化人類学から語り直す−
竹沢泰子
西南中国の民族と言語
 −社会言語学の視点から−
池田巧
7月8日:
故郷でインドを想い眠る
 −前近代におけるインドとイスラーム世界の人的交流−
眞下裕之
インドのイスラーム教徒とカースト制度
 −身分の高い「民族」と低い「民族」の分類をめぐって−
小牧幸代

1999(H11)年

「時のデザイン」

7月9日: 明治維新と古代文化の復興 高木博志
漢元年の惑星集合 浅原達郎
7月10日: 臨床医学における時間の知−中国医学の窓から− 東郷俊宏
創造のとき・進化のとき−ダーウィンを中心に− 阪上孝

1998(H10)年

「モノとしての書物」

7月10日: 古代メソポタミアの粘土板 前川和也
古代中国の木簡−紙より優れた書写材料− 冨谷至
『百万塔陀羅尼』の語るところ 勝村哲也
7月11日: 中国古典籍のプックデザイン 木島史雄
日用百科の使われ方−十九世紀の日本− 横山俊夫
印刷文化と手稿(マニュスクリ)−ヴァレリーをめぐって− 森本淳生

1997(H9)年

「メイド・イン・ジャパンの亜細亜」

7月4日: アジア伝説−神功皇后からハリマオまで− 山室信一
江戸期庶民の朝鮮像 イリノイ大学教授
ロナルド・トビ
7月5日: 明治漢学者のみた儒教の祖国 関西大学助教授
陶徳民
日本語論のなかのアジア像 安田敏朗

1996(H8)年

「歴史研究の新しい地平」

7月5日: アジアの海と日本−地域の連鎖のなかで働く人々を見つめて− 籠谷直人
中国の古代を掘る−日中共同発掘の現場から− 岡村秀典
7月6日: 士族は没落したか? 落合弘樹
歴史における事実と真実−孫文の三民主義と毛沢東の解釈を例として− 狭間直樹

1995(H7)年

「物語としての過去」

7月7日: 自伝のトポス−六朝士大夫の私語りから− 齋藤希史
現代インドの宗教ナショナリズムが語る過去 田中雅一
バビン共和国盛衰記−近世ポーランドのパロディ国家− 小山哲
7月8日: 「犬と中国人は入るべからず」−上海租界伝説− 石川禎浩
「統治の書」と十一十二世紀の東方イスラーム世界 稲葉穣
王昭君の物語−片思いの文学− 金文京

1994(H6)年

「コミュニケーションにドラマを見る」

7月8日: 会話のトピックはいかにつくられていくか 串田秀也
禅問答 吉川忠夫
7月9日: 笑いの本地・笑いの本願 谷泰
フィクションとはなにか 大浦康介

1993(H5)年

「絵とうた一文化の現場を読む」

7月9日: 歌い手たちの変貌−能の「コロス」とその意味づけ− 藤田隆則
聖歌から聖音へ−古代インド宗教歌詠の思想性− 藤井正人
詩のことぱ−リュートからイメージヘ− 宇佐美齊
7月10日: 漢代画像石墓の世界 曽布川寛
仏像の出現−それは大乗教典にかかわらないか− 荒牧典俊
天皇の図像−錦絵から御真影へ− 佐々木克

1992(H3)年

「越境する人ぴと」

7月10日: 群衆が動くとき−フランス革命祭典への道− 阪上孝
紫禁城のドルゴン 谷井陽子
王道楽土を行く−「満洲国」往還− 山室信一
7月11日: 近代中国の越境現象 森時彦
漂流する小説 齋藤希史

1991(H4)年

「神話」

7月12日: 儀礼と神話−古代インドの祭式世界から− 井狩彌介
中国神話の諸様相−女を中心として− 小南一郎
7月13日: 出自神話で見るドイツ史 佐々木博光
18世紀日本の神話論争−本居宣長と上田秋成− 飛鳥井雅道

1990(H2)年

「世界再読」

8月1日: 古文の現代語訳−その源流と原埋をめぐって− T.ハーパー
「内地」と「外地」−明治憲法と日本植民地− 山本有造
2日: 最近の中国からの人材流出 小林敦子
性の刑罰−宮刑− 富谷至
3日: 知的エリートと民主主義−ヴィクトリア朝イギリスの社会再編成− 光永雅明
日本の城とヨーロッパの城 山下正男

1989(H1)年

「生活空間の文化史」

8月l日: 京都の町(ちょう) 塚本明
江戸社会へのまなざし H.ポライソ
2日: 孝子のパラダイス−漢代祠堂考− 佐原康夫
漢字以外 高田時雄
3日: 革命と伝統−民法典の編纂過程− 阪上孝
フランス革命と知識−度量衡の統一と共和暦の制度− 富永茂樹

1988(S63)年

「歴史と現在」

8月l日: 音声多重テクスト−文学における叙述の方法− 平田由美
歴史と文学の方法−司馬遼太郎から安部公房まで− 佐々木克
2日: 陸世儀の心性論 三浦秀一
コットン・ロード 森時彦
3日: 「ノリ」ということば−能楽での用法と現代的用法− 藤田隆則
現代に語りつがれるマハーバーラタ 田中雅一

1987(S62)年

「文化接触の諸相」

8月l日: 日本領事報告と中国市場 杉本俊宏
19世紀の視覚−メアリィ・フレイザーの明治日本− 横山俊夫
2日: タルカ・因明・ロゴス−インド論理学はいかに翻訳されたか− 赤松明彦
名医の末期−「三国志」華陀伝を読む 山田慶兒
3日: デカダンスという言葉をめぐって 鈴木啓司
「夕日」と文学−フランス近代を中心に− 宇佐美齊

1986(S61)年

「社会・技術・人間」

8月l日: 明治前期の地域社会−村寄合から町社会− 奥村弘
「政治社会」史という見方について 山室信一
2日: 清末の青銅器収集家たち 浅原達郎
王羲之の「官奴帖」 吉川忠夫
3日: テクノロジーと文化 淺田彰
ヨーロッパの古さと新しさ 中村賢二郎

1985(S60)年

「原典を読む」

8月l日: 会沢 安「新論」と国体思想 鈴木祥二
三月事件と十月事件−予審調書を読む− 古屋哲夫
2日: 商市街の蕭紅 村田裕子
史記と秦始皇陵兵馬俑 曽布川寛
3日: プルーストのカイエを読む−1913年の「失われた時を求めて」− 天野史郎
古代シュメールの土地制度−大英博物館粘土版文書から− 前川和也

1984(S59)年

「混沌と秩序」

8月l日: 家康・秀忠・家光 藤井譲治
世界一周 吉田光邦
2日: 李陵−その絶望と転身− 冨谷至
二つの時間 小南一郎
3日: 言葉にみる類別の論理 細川弘明
「群集」をめぐって 富永茂樹

1983(S58)年

「異文化接触の諸相」

8月l日: 中世ヨーロッパと地中海世界 甚野尚志
儀礼と象徴−古代インドの世界から− 井狩彌介
2日: 土の伝統と木の伝統−中国建築の形成− 田中淡
二つのユートピア 小野和子
3日: 出版文化の可能性−貸本屋の機能を中心に− コーニッキー・ピーター
シベリアの旅 吉田光邦

1982(S57)年

「人と作品」

8月l日: 井原西鶴−俳諧師から作家への変貌− 久保由美
クルト・ネットーと「日本鉱山編」 吉田光邦
2日: 曹雪芹と「紅楼夢」 井波陵一
〓「嵩岳少林寺碑」 礪波護
3日: 反キリストと中世の論理学 岩熊幸男
モンテスキュー「法の精神」 樋口謹一

1981(S56)年

「中央と地方」

8月l日: 工業化発展における中心圏と周辺国 山本有造
明治国家における地方の編成 古屋哲夫
2日: 雲夢出土秦律の地方統治 江村治樹
黄庭経と大洞経−道教における体内神と内観について− 麥谷邦夫
3日: 粘土版楔形文書の成立と伝播 前川和也
ヨーロッパの“僻地”ブルターニュ 多田道太郎

1980(S55)年

「芸術と社会」

8月l日: 官僚機構とデザイナー−妻木頼黄の意匠について− 井上章一
錦絵の社会史 佐々木克
2日: 風流人の文学−東晋の社会と文学− 矢淵孝良
天竺をたずねて−玄奘と光智− 桑山正進
3日: 小説のなかの社会−プルーストの作品をめぐって− 天野史郎
アポリネールと現代 宇佐美齊

1979(S54)年

「宗教と社会」

8月l日: 琉球の宗教儀礼とそのシンボリズム 松井健
イエスをめぐる神話的標識と性について 谷泰
2日: 維新変革と神祇官の復興 羽賀祥二
イギリスからみた幕末日本の宗教 横山俊夫
3日: インド・チベット仏教学序説 御牧克己
鬼道と神道と真道 福永光司

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