「ポルノグラフィー研究――エロスとその表象をめぐって」というタイトルで共同研究を開催します。文学、絵画、写真、映画、ビデオなど、さまざまな媒体をつかったエロスの表象の分析をつうじて、エロスの本質とその表象可能性や、それらの表象を横断する〈主体〉、〈個人〉、〈国家〉、〈民族〉、〈性差〉、〈宗教〉、〈モラル〉、〈死生観〉などの問題を考えるというのが主要なテーマです。非常に広いテーマですが、はじめはできるだけ実験的、冒険的であることをめざし、研究会の進展をみて、より具体的ないくつかのテーマに絞りたいと考えています。
今のところ期間は3年間、原則として月2回(隔週水曜日)の集まりを予定しています。核になる20名程度のメンバーのほか、在野の研究家、収集家、アーティストなど、多彩な人々をゲストとして招きたいと考えています(文責大浦)。
文責田中