２００８年９月１８日

　第4回図書館職員向け修復講座を下記の要領で開催します。

　今回は、和漢書、巻子、軸物の虫損等破損本について、料紙や 修復紙に対する理解を深めるとともに、その修復のひとつである裏打ち技法について学びます。

　午前中の理論編では、これまでの修復講座で強調してこなかった、修復対象資料の本文料紙や修復紙について、その製法や紙質の特徴、考え方などについても学びます。

　さらに午後の実習では、修復技法として古くから用いられてき た「裏打ち」の技法について、修復対象資料を用いてその実際を学びます。

　ここでも、図書館員でできること、逆にしてはならないこと、 さらには自館での修復の可否判断についても学びたいと思います。

　募集定員は２０名です。申し込みは、９月３０日必着で、京都大学人文科学研究所図書室宛お願いします。なお、受講通知は参加者についてのみ１０月３日（金）までにメー ルでお知らせします

記

修復講座（裏打ちの部）

と　き：　１０月１０日（金）１０：００〜１６：００

９：３０〜　　　　：　受付
１０：００〜１１：５０：　「絵画修復とその 素材について」（理論編）
１３：１５〜１６：００：　修復（実習編）

ところ：　京都大学人文科学研究所（本館）第一セミナー室
京都市左京区吉田本町（TEL　075-753-6909）

講　師：　宇佐美　直治　氏
（宇佐美修徳堂）

参加費：　無　料

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