最新 講演会 研究所 研究活動 図書室 出版物 アーカイブ 目次
報告書 紀要 所報 (第四九号 2002)
随想 夏期講座 開所記念 彙報 たから 共同研究 うちそと 書いたもの 目次

おくりもの弔 報人の動き海外での研究活動外国人研究員招聘外国人学者
外国人共同研究員外国人研究生漢字情報研究センター講習会お客様


彙 報



おくりもの

  • 高階絵里加助教授は,第十八回渋沢・クローデル賞ルイ・ヴィトンジャパン特別賞を受章(六月二七日付)。

弔報

  • 井上 清名誉教授(八七歳)は,十一月二三日逝去。
  • 福永 光司名誉所員(八三歳)は,十二月二十日逝去。

人のうごき

  • 加藤和人氏を助教授(人文学研究部)に採用(一月十六日付)。
  • 矢木毅(東方学研究部)助手は宮崎大学教育文化学部助教授に昇任(三月一日付)。
  • 狹間直樹(東方学研究部)教授は停年により退職(三月三一日付),孫中山記念館館長に就任(五月二二日付)。
  • 瀧井一博(人文学研究部)助手は辞任の上(三月三一日付),神戸商科大学助教授に就任。
  • 上野成利(人文学研究部)助手は神戸大学国際文化学部助教授に昇任(四月一日付)。
  • 安田敏朗(人文学研究部)助手は一橋大学大学院言語社会研究科助教授に昇任(四月一日付)。
  • 小山哲(人文学研究部)助教授は大学院文学研究科助教授に配置換(四月一日付)。
  • 濱田正美神戸大学文学部教授は,併任教授(文化研究創成研究部門,四月一日〜二〇〇二年三月三一日)。
  • 中谷文美岡山大学文学部助教授は,併任助教授(文化研究創成研究部門,四月一日〜二〇〇二年三月三一日)。
  • 岩井茂樹(東方学研究部)助教授は当研究所(東方学研究部)教授に昇任(四月一日付)。
  • 宇佐美文理信州大学人文学部助教授は当研究所(東方学研究部)助教授に転任(四月一日付)。
  • 稲葉穣氏を助教授(東方学研究部)に採用(四月一日付)。
  • ウィッテルン・クリスティアン氏を助教授(附属漢字情報研究センター)に採用(四月一日付)。
  • 坂本優一郎氏を助手(人文学研究部)に採用(四月一日付)。
  • 藤井律之氏を助手(東方学研究部)に採用(五月十六日付)。
  • 石川禎浩神戸大学文学部助教授は当研究所(東方学研究部)助教授に転任(七月一日付)。
  • 宮紀子氏を助手(東方学研究部)に採用(七月十六日付)。
  • 高嶋航(東方学研究部)助手は大学院文学研究科助教授に昇任(十月一日付)。
  • 阪上孝(人文学研究部)教授を当研究所長及び附属漢字情報研究センター長に併任(十一月一日〜二〇〇三年三月三一日)。
  • 村上衛氏を助手(東方学研究部)に採用(十一月一日付)。
  • 田中祐理子氏を助手(人文学研究部)に採用(十二月一日付)。
  • 堂山英次郎氏を助手(人文学研究部)に採用(十二月一日付)。

海外での研究活動

  • 小牧幸代助手(人文学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,一月九日成田発,大英図書館に於いて植民地行政資料の調査を行い,一月十九日帰国。
  • 高田時雄教授(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,一月十九日大阪発,香港城市大学に於いて南欧所在中国資料に関する研究打ち合わせ及び二〇〇一年PNC総会へ出席し,一月二一日帰国。
  • 安岡孝一助教授(漢字情報研究センター)は,文部科学省科学研究費補助金により,一月十九日大阪発,香港城市大学に於いて石窟碑文情報の収集及び二〇〇一年PNC総会へ出席し,一月二一日帰国。
  • 真下裕之助手(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,一月二八日大阪発,アーンドラ・プラデーシ州政府東洋写本図書館,サーラール・ジャング博物館に於いてインド・イスラーム制度史研究に関する資料調査を行い,二月五日帰国。
  • 横山俊夫教授(人文学研究部)は,京都大学教育研究振興財団助成金により,二月二日大阪発,国立ソウル大学校に於いて現代科学術語再検討国際シンポジウム準備会議出席及び発表を行い,二月五日帰国。
  • 金文京教授(東方学研究部)は,京都大学教育研究振興財団助成金により,二月二日大阪発,国立ソウル大学校に於いて現代科学術語再検討国際シンポジウム準備会議出席及び発表を行い,二月五日帰国。
  • 武田時昌教授(漢字情報研究センター)は,京都大学教育研究振興財団助成金により,二月二日大阪発,国立ソウル大学校に於いて現代科学術語再検討国際シンポジウム準備会議出席及び発表を行い,二月五日帰国。
  • 高嶋航助手(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,二月三日大阪発,上海社会科学院に於いて中国近代土地制度に関する史料調査及び研究打合せを行い,二月六日帰国。
  • 曾布川寛教授(東方学研究部)は,二月四日大阪発,故宮博物館及び歴史語言研究所に於いて中国絵画及び中国美術の調査と資料蒐集を行い,二月七日帰国。
  • 瀧井一博助手(人文学研究部)一月三十日大阪発,オーストリア国立図書館,Heinrich von Dehn-Rofelser 氏宅,ウィーン大学法制史研究所に於いて明治期御雇いドイツ人法律顧問の研究のための資料調査及び意見交換,カール・ラートゲン関係資料の調査を行い,二月十三日帰国。
  • 古勝隆一(東方学研究部)は,文部科学省在外研究員旅費により,二〇〇〇年四月十五日大阪発,台湾中央研究院に於いて台湾所在漢籍の書誌学・目録学的研究を行い,二月十四日帰国。
  • 高田時雄教授(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,二月十四日大阪発,香港大学及び中国国家図書館に於いて南欧所在中国資料に関する調査研究及び研究打合せを行い,二月十八日帰国。
  • 田中淡教授(東方学研究部)は,二月十五日大阪発,ユネスコ北京事務所に於いて大明宮含元殿遺跡保存復元事業専門家会議に出席し,二月十八日帰国。
  • 山本有造教授(人文学研究部)は,二月十四日大阪発,スタンフォード大学フーバー研究所に於いて日中戦争軍事史コンファレンス予備会議に出席し,二月十九日帰国。
  • 小牧幸代助手(人文学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,二月三日大阪発,ジャーミヤ・ミッリヤ・イスラーミヤ大学,ニザームッディーン廊及びビジュノール県議会文書館(インド)に於いてインド・イスラームにおける聖者信仰に関する調査を行い,二月二四日帰国。
  • 岡村秀典助教授(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,二月二五日大阪発,中国社会科学院考古研究所,遼寧省文物考古研究所及び文家屯遺跡に於いて遼東半島新石器文化の研究を行い,三月七日帰国。
  • 池田巧助教授(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,三月五日大阪発,香港城市大学,西南民族学院,四川大学,澳門大学及び澳門文化局に於いてチベット語文語形式に関する文献調査研究打合せ及び資料蒐集を行い,三月十八日帰国。
  • 高田時雄教授(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,三月十一日大阪発,ローマ国立中央図書館に於いて南欧所在中国資料に関する研究を行い,三月十八日帰国。
  • 金文京教授(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,三月十四日大阪発,台湾中央研究院歴史語言研究所及び国立台湾大学中文系に於いて中国近世俗文学資料の調査を行い,三月十八日帰国。
  • 中西裕樹助手(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,三月十日大阪発,バーゼルミッション(スイス)に於いて客家語資料の調査を行い,三月十九日帰国。
  • 竹沢泰子助教授(人文学研究部)は文部科学省科学研究費補助金により,三月十二日成田発,ワシントン大学及び国勢調査局に於いてアメリカ合衆国の国勢調査に関する調査及び資料収集を行い,三月二一日帰国。
  • 東郷俊宏助手(東方学研究部)は,三月十八日大阪発,上海中医薬大学,岳陽医院,曙光医院,上海中医医院及び龍華医院に於いて中国老中医臨床実技の研究を行い,三月二九日帰国。
  • 冨谷至教授(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,三月二五日大阪発,スウェン・ヘデン財団,王立アカデミー及びライデン大学中国学研究所に於いて流沙出土の文字資料英語版出版打合せ及び木簡に関する特別講演を行い,三月三一日帰国。
  • 宇佐美齊教授(人文学研究部)は,三月七日大阪発,トゥールーズ・ル・ミライル大学(フランス)に於いて二十世紀のアヴァンギャルド芸術運動についての講演及び研究打合せを行い,四月八日帰国。
  • 加藤和人助教授(人文学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,四月十九日大阪発,エジンバラ国際会議センターに於いてヒトゲノム解析機構第六回年会出席及び調査研究を行い,四月二四日帰国。
  • 高田時雄教授(東方学研究部)は,四月二十日大阪発,台湾国家図書館に於いて第二次中文文献資源共建共享合作会議に出席し,四月二五日帰国。
  • ウィッテルン,クリスティアン助教授(漢字情報研究センター)は,五月二四日大阪発,東国大学(大韓民国)に於いて二〇〇一EBTI国際会議に出席し,五月二七日帰国。
  • 池田巧助教授(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,五月二五日大阪発,台湾中央研究院語言研究所に於いて消滅の危機に瀕した言語の調査についての打合せと資料収集を行い,香港城市大学に於いてチベットビルマ系の少数言語の調査打合せ及び資料収集を行い,六月三日帰国。
  • ウィッテルン,クリスティアン助教授(漢字情報研究センター)は,六月一二日大阪発,ニューヨーク大学に於いてACH/ALLC二〇〇一年度共同年会に出席し,六月十八日帰国。
  • 高田時雄教授(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,六月十六日大阪発,マルチアーナ図書館(イタリア)に於いて中国学に関する南欧所在資料の調査研究を行い,六月二二日帰国。
  • 田中淡教授(東方学研究部)は,七月十四日成田発,大明宮含元殿遺跡に於いて同遺跡保存専門家会議に出席し,七月十七日帰国。
  • 水野直樹教授(人文学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,七月十六日大阪発,韓国政府記録保存所に於いて旧朝鮮総督府文書の調査・蒐集を行い,七月二一日帰国。
  • ウィッテルン,クリスティアン助教授(漢字情報研究センター)は,七月十八日大阪発,中華佛学研究所(台湾)に於いて仏典の電子化における諸問題についての検討を行い,七月二六日帰国。
  • 高田時雄教授(東方学研究部)は,委任経理金により,七月二二日大阪発,国立図書館,国立文書館及びアジュダ図書館(ポルトガル)に於いて十六―十七世紀アジアにおける言語接触とキリスト教布教団の言語戦略に関する文献調査及び資料収集を行い,七月二九日帰国。
  • 真下裕之助手(東方学研究部)は,委任経理金により,七月二二日大阪発,国立図書館,国立文書館及びアジュダ図書館(ポルトガル)に於いて十六―十七世紀アジアにおける言語接触とキリスト教布教団の言語戦略に関する文献調査及び資料収集を行い,七月二九日帰国。
  • 高嶋航助手(東方学研究部)は,五月十一日大阪発,上海社会科学院に於いて中国近代女性史の研究及び調査を行い,八月十日帰国。
  • 大原嘉豊助手(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,七月十二日大阪発,法海寺,大同市博物館,雲崗石窟,繁峠県岩山寺,山西省博物館,天龍山石窟,開化寺,永楽寺,挾西省歴史博物館,敦煌市博物館,敦煌莫高窟,トルファン博物館,ベゼクリク石窟,アスターナ墓,トユク石窟,コーラ博物館,クムトラ石窟,キジル石窟及び故宮博物館(中華人民共和国)に於いて中国美術資料収集及び壁書の調査を行い,八月十日帰国。
  • 高田時雄教授(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,八月五日大阪発,台湾中央研究院歴史語言研究所,台湾国家図書館及び香港大学に於いて新旧キリスト教ミッションの東アジアにおける出版活動に関する研究打合せ及び資料収集を行い,八月十一日帰国。
  • 岡村秀典助教授(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金(渡航費のみ)により,八月七日大阪発,国立故宮博物館に於いて黄河流域史前玉器学術検討会に出席し発表と調査を行い,八月十二日帰国。
  • 中西裕樹助手(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,七月二二日大阪発,中央民族大学(中華人民共和国)に於て「ショオ語」の調査及び資料収集を行い,八月十六日帰国。
  • 金文京教授(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,八月十日大阪発,シンガポール大学図書館に於いて元明代散曲に関する資料収集を行い,シンガポール大学に於いて明代小説国際学術検討会に出席し論文発表及びシンガポール俗曲関係資料調査を行い,八月十六日帰国。
  • 藤井律之助手(東方学研究部)は,八月十日大阪発,湖北省博物館に於いて出土文字資料調査,湖南賓館に於いて百年来簡帛発現与研究既長沙呉簡国際学術研付会に参加,景徳から上海にかけての遺跡及び上海博物館に於いて出土文字資料の調査及び南朝関連遺跡調査を行い,八月二七日帰国。
  • 池田巧助教授(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,七月二五日大阪発,香港城市大学及び西南民族学院に於いてチベット系少数言語にかんする資料収集及び研究打合せ,康定県文化局に於いて言語調査,西南民族学院,香港城市大学及び香港理工大学に於いて調査資料整理,台湾中央研究院に於いて台湾の少数言語およびチベット系諸語の資料収集とデータ利用の打合せを行い,九月一日帰国。
  • 竹沢泰子助教授(人文学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,八月二四日成田発,キングズミード・クリケット・スタジアムに於いて移民の人権問題に関する共同研究打合せ及び国連反人種主義世界会議に出席し研究発表をおこない,九月三日帰国。
  • 小牧幸代助手(人文学研究部)は,八月二七日大阪発,カイロ,ダマスカス及びターンターに於いてイスラーム世界における聖者信仰と聖遺物の調査を行い,九月十五日帰国。
  • 高木博志助教授(人文学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,九月十一日大阪発,国立慶州博物館,国立中央博物館及びソウル大学(大韓民国)に於いて植民地期朝鮮に関する資料収集を行い,九月十七日帰国。
  • 山本有造教授(人文学研究部)は,九月十二日大阪発,国殤墓園に於いて国  殤墓園に関する調査研究,西南聯合大学旧跡に於いて同旧跡に関する調査研究,中国社会科学院に於いて日中歴史研究専家委員会との定期協議を行い,九月十九日帰国。
  • 北垣徹助手(人文学研究部)は,八月二九日大阪発,レイモン・アロン政治研究センター(フランス)及びフランス国立図書館に於いてフランス第三共和政期における教育思想にかんする文献調査及び資料収集を行い,九月二十日帰国。
  • 田中雅一助教授(人文学研究部)は,委任経理金により,八月三一日大阪発,サンフランシスコ大学,カリフォルニア大学サンディエゴ校,イリノイ大学及び国会図書館に於いてアジアの民俗文化についての文献調査を行い,九月二十日帰国。
  • 金文京教授(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,九月六日大阪発,北京図書館,山東大学,南京図書館及び上海図書館に於いて中国近世戯曲・小説・類書の資料調査を行い,九月二二日帰国。
  • 岡村秀典助教授(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,九月十八日大阪発,台湾大学理学院地質科学研究所に於いて海峡両岸古玉学会議で発表及び中国出土玉器の調査を行い,九月二二日帰国。
  • 籠谷直人助教授(人文学研究部)は,四月一日大阪発,ロンドン大学政治経済学院に於いて一九三〇年代日英交流史研究を行い,九月二三日帰国。
  • 水野直樹教授(人文学研究部)は,九月十九日大阪発,延辺大学及び延辺自治州档案館に於いて「二一世紀朝鮮民族古籍の発掘と研究」に関する国際学術会議に出席及び資料収集調査を行い,九月二六日帰国。
  • 東郷俊宏助手(東方学研究部)は,財団法人京都大学教育研究振興財団助成金により,六月二九日大阪発,ケンブリッジ大学ニーダム研究所及びライデン大学に於いてヨーロッパにおける鍼灸医学伝播に関する資料蒐集及び調査を行い,九月二八日帰国。
  • 中西裕樹助手(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,十月一日大阪発,海豊県県誌弁公室に於いてショオ語の調査及び資料収集を行い,十月十三日帰国。
  • 森時彦教授(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金(一部先方負担)により,十月十六日福岡発,武漢市内に於いて記念辛亥革命九十周年国際学術討論会にて研究報告,武漢大学及び湖北大学に於いて近代中国に関する研究打合せを行い,十月二十日帰国。
  • ウィッテルン,クリスティアン助教授(漢字情報研究センター)は,十月二四日大阪発,カリフォルニア大学バークレー校に於いてバーチャルシステム・マルチメディア(VSMM)国際学会とテキスト・エンコーディン・イニシアティブコンソーシオンの文字問題WGに出席し,十月三十日帰国。
  • 守岡知彦助手(漢字情報研究センター)は,十月二四日大阪発,カリフォルニア大学バークレー校に於いてバーチャルシステム・マルチメディア(VSMM)国際学会とテキスト・エンコーディン・イニシアティブコンソーシオンの文字問題WGに出席し,十月三十日帰国。
  • 高木博志助教授(人文学研究部)は,十一月一日大阪発,国立中央博物館に於いて植民地期文化財保護史料の閲覧及び資料収集を行い,十一月三日帰国。
  • 高田時雄教授(東方学研究部)は,十一月一日大阪発,中正大学,逢甲大学,故宮博物院(台湾)に於いて二一世紀敦煌学国際学術学会に出席し,十一月七日帰国。
  • 曾布川寛教授(人文学研究部)は,十月三一日大阪発,上海博物館,故宮博物院,国家文物局に於いて中国美術の調査及び資料収集を行い,十一月六日帰国。
  • 金文京教授(東方学研究部)は,十一月六日大阪発,コルトナ市内に於いて国際会議「Emations and Analysis of Historical Sowses in China」に出席し研究発表を行い,十一月十一日帰国。
  • 池田巧助教授(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,十一月九日大阪発,カリフォルニア大学バークレー校に於いて中国語方言データベースの視察及び資料収集を行い,十一月十八日帰国。
  • ウィッテルン,クリスティアン助教授(漢字情報研究センター)は,十一月十四日大阪発,ドモグランドホテルに於いて文字問題に関するTEI総会に出席し,十一月十九日帰国。
  • 竹沢泰子助教授(人文学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,十一月七日成田発,日本・ブラジル交流協会,日伯協会,アフリカ奴隷歴史博物館,セラ孤児院,日系老人ホーム(ブラジル)に於いて日系ブラジル人に関する調査及び資料収集を行い,十一月二六日帰国。
  • 森時彦教授(東方学研究部)は,十二月一日大阪発,台湾中央研究院に於いて学術講演及び資料収集を行い,十二月十二日帰国。
  • 岡村秀典助教授(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,十二月八日大阪発,文家屯遺跡(中華人民共和国)に於いて遺跡の踏査,北京大学に於いて集落遺跡に関する調査研究を行い,十二月十四日帰国。
  • 古勝隆一助手(東方学研究部)は,文部科学省科学研究費補助金により,十二月十八日大阪発,北京国家図書館に於いて漢籍に関する調査及び資料蒐集を行い,十二月二五日帰国。
  • ウィッテルン,クリスティアン助教授(漢字情報研究センター)は,十二月十七日大阪発,台湾中央研究院に於いて外字問題を解決するためのワークショップに出席し,十二月二三日帰国。

外国人研究員

権 泰檍 ソウル大学校人文大学教授
 朝鮮に対する日本の植民地支配に関する研究 (文化連関研究客員部門)
受入教官 水野教授  期間 二〇〇〇年十二月十一日〜 三月十日

Ian James McMullen オックスフォード大学講師
 徳川期日本における釈奠儀礼の研究 (文化連関研究客員部門)
受入教官 横山教授  期間 三月十一日〜六月十日

John Breen ロンドン大学東洋アフリカ研究院上級講師
 幕末期における徳川権力の崩壊過程:儀礼論の観点から (文化連関研究客員部門)
受入教官 高木助教授  期間 七月三日〜十二月二一日

楊 天石 中国社会科学院近代史研究所研究員
 日中近代學術交流史 (文化生成研究客員部門)
受入教官 井波教授  期間 七月十五日〜 二〇〇二年一月十四日

招聘外国人学者 

金 脈燮 釜山大学校人文大学史学科副教授
 高麗王朝と鎌倉幕府との交流に関する研究
受入教官 金教授  期間 一月一日〜三月一日

胡 坦 中国蔵学研究中心教授
 チベット系諸語の声調研究
受入教官 池田助教授  期間 一月三一日〜二月十四日

Alan Kam-Leung Chan 国立シンガポール大学人文社会学部助教授
 日本における道家思想研究
受入教官 麥谷教授  期間 三月一日〜五月三一日

王 開府 国立台湾師範大学国文系教授
 四阿含とパーリ五部に関する主体性の思想の研究
受入教官 船山助教授  期間 三月一日〜八月三一日

黄 留珠 西北大学歴史系教授
 秦漢制度史研究
受入教官 冨谷教授  期間 三月二十日〜五月十九日

Elizabeth Jane Markham アーカンソー大学教授
 初期の雅楽史の研究 ―催馬楽を中心に―
受入教官 横山教授  期間 六月十日〜七月三一日

Rembrandt Friedrich Worpert アーカンソー大学教授
 初期の雅楽史の研究―唐楽を中心に―
受入教官 横山教授  期間 六月十日〜七月三一日
宮 長為 中国社会科学院歴史研究所副研究員
 殷周時代の研究
受入教官 岡村助教授  期間 六月十五日〜七月八日

蔡 榮(女+亭) 国立中正大学中国文学系副教授
 唐五代時期禪宗「圓相」研究 受入教官 高田教授
 期間 七月二六日〜八月二六日

Anders Karlsson ロンドン大学アジアアフリカ学部講師
 後期朝鮮王朝の制度史
受入教官 冨谷教授  期間 八月十日〜九月二一日

呉 文星 台湾師範大学歴史系教授兼系主任
 「京都帝国大学と台湾との研究関係」についての調査研究
受入教官 山本教授  期間 九月一日〜十一月三十日

楊 雨青 中国人民大学歴史系副教授
 中国近代教育史に関する調査研究
受入教官 井波教授  期間 九月十六日〜九月三十日

牟 発松 武漢大学人文学院歴史系教授
 魏晋南北朝制度史研究
受入教官 冨谷教授  期間 一二月一日〜 二〇〇二年五月三十日

外国人共同研究者

  Christopher Allen Ames ミシガン大学人類学科博士課程
 沖縄についての文献調査
受入教官 田中助教授  期間 七月三日〜八月二四日



外国人研究生

   Gabriel Johnson
 在日日系ペルー人に関する人類学的研究 受入教官 竹沢助教授
 期間 四月一日〜 二〇〇二年三月三一日


   夏 晶
 中江兆民の「小国主義」―小国に徹した独立策へのアプローチ 受入教官 山室教授
 期間 四月一日〜九月三十日

  金 志(王+玄)
 『黄庭内景経』を中心とする上清派道教研究 受入教官 麥谷教授
 期間 十月一日〜 二〇〇二年三月三一日


漢字情報研究センター講習会 

二〇〇一年度漢籍担当職員講習会(漢籍電算処理)

 第一日(十月一日)
  図書館と情報システム(講演) 大型計算機センター教授 金澤正憲

  漢字と情報システム(講義) ウィッテルン,クリスティアン


 第二日(十月二日)
  WWWによる情報サービス(講義)    大型計算機センター助教授 沢田篤史

  Windows 上での簡単な Web ページ作成(講義・実習)
   大型計算機センター助手 岩下武史

  Webページ作成(実習)


 第三日(十月三日)
  最近のデータベースの動向(講義)    大型計算機センター助手 川原 稔

  EXCELによるデータベース(講義・実習)    大型計算機センター助教授 小山田耕二
  データベース検索(実習)


 第四日(十月四日)
  TCP/IPとインターネット(講義) 大型計算機センター助手 江原康生
  東洋学文献類目とCHINA3(講義・実習) 守岡知彦 村田康彦
  テキストデータ処理(実習)

 第五日(十月五日)   ネットワークのセキュリティ(講義)    大型計算機センター助教授 高倉弘喜
  漢字目録データベースとNACSISデータベース(講演)    国立情報学研究所教授 宮澤 彰


二〇〇一年度漢籍担当職員講習会(初級)

 第一日(十一月五日)
  経部(講演)
   東京大学東洋文化研究所助教授 橋本秀美
  目録法(講義) 梶浦 晋
  実習(一)

 第二日(十一月六日)
  史部(講演) 古松崇志   実習(二)

 第三日(十一月七日)
  集部(講義)    立命館大学文学部助教授 上野隆三
  実習(三)


 第四日(十一月八日)
  子部(講義) 宇佐美文理
  実習(四)

 第五日(十一月九日)
  新学部(講義)  神戸大学文学部教授 森 紀子
  実習(五)

お客さま 

  • 十一月一日・二日 中国社会科学院近代史研究所研究員 姜 涛,聞 黎 明(森,岩井,村上,狭間,江田,森(紀)が応接した)
  • 十一月二一日 中央研究院歴史語言研究所長 黄 寛 重(小南,森,麥谷,高田,金が応接した)


人文科学研究所所報「人文」第四九号 2002年3月31日発行