最新 講演会 研究所 研究活動 図書室 出版物 アーカイブ 目次
報告書 紀要 所報 (第四九号 2002)
随想 夏期講座 開所記念 彙報 たから 共同研究 うちそと 書いたもの 目次




書いたもの一覧

赤字は単行本です。

井 狩 彌 介

  1. 古典インドの法と社会 平成九―十一年度文部省科学研究費補助金・ 研究成果報告書 四月
  2. ヴェーダ・ヴァードゥーラ学派文献の総合研究 平成十一―十二年度文部省科学研究費補助金・ 研究成果報告書 四月

池 田   巧

  1.  フェデリコ・マジーニ 宣教師が中国語に与えた影響について(翻訳) 狭間直樹編『西洋近代文明と中華世界』 京都大学学術出版会 二月
  2. 論集:東・東南アジアの少数言語の現地調査(編著) 科学研究費成果報告書 三月
  3. 川西走廊のチベット系少数民族語 『論集:東・東南アジアの少数言語の現地調査』 三月
  4. 解読!香港(共著) 雷鳥社 四月
  5. マックで中国語 他三項目 月刊しにか 十二巻五号 五月
  6. 風水の活きるハイテク空間 ニッセイ『経営情報』Vol. 353 星和ビジネスサポート 九月

石 川 禎 浩 

  1. 近代東アジア“文明圏”の成立とその共通言語――梁啓超における「人種」を中心に 狭間直樹編『西洋近代文明と中華世界』 京都大学学術出版会 二月
  2. 梁啓超與文明的視点 狭間直樹編『梁啓超・明治日本・西方』 社会科学文献出版社 三月
  3. 農村革命へのシフト――中国共産党の農民運動方針とコミンテルン 森時彦編『中国近代の都市と農村』 京都大学人文科学研究所 三月
  4. 雑誌『上海』『上海週報』記事目録 (科学研究費補助金成果報告書) 三月
  5. 楊奎松報告に対する問題提起 現代中国研究 八号 三月
  6. 中国共産党成立史 岩波書店 四月
  7. 我怎様写作《中国共産党成立史》 百年潮二〇〇一年第七期 七月

稲 葉   穣 

  1. 安史の乱時に入唐したアラブ兵について(講演録) 東洋史苑 第五八号 十月

井 波 陵 一

  1. 王国維の国学――記憶よ,語れ。狭間直樹編『西洋近代文明と中華世界』 京都大学学術出版会 二月
  2. 文学理論の近代化――『紅楼夢』をめぐって 小南一郎『中国文学における通俗文学の発展及びその影響』 科学研究費補助金基盤研究(B)(2)研究成果報告書 (研究課題番号 10410100) 三月
  3. 中国目録学――四部分類法について 京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センター 四月
  4. 目録学 池田知久等編『中国思想文化事典』 東京大学出版会 七月
  5. 『週刊朝日百科・世界の文学』一〇八(紅楼夢,金瓶梅ほか 女たちの世界)(編著) 朝日新聞社 八月
  6. 時代を代表する魂 『週刊朝日百科・世界の文学』一二〇(文学はどこへ向かうか) 朝日新聞社 十月
  7. 涙の流れるままに――林黛玉以外の人々 小南一郎編『中国の礼制と礼学』 朋友書店 十月
  8. 王国維の歴史研究――アヴァンギャルドの時代に 宇佐美齊編『アヴァンギャルドの世紀』 京都大学学術出版会 十一月

岩 井 茂 樹 

  1. 武進県の田土推収と城郷関係 森時彦編『中国近代の都市と農村』 京都大学人文科学研究所 三月
  2. 殺人マニア・永楽帝 月刊しにか 第十二巻八号 八月
  3. 書評:岸本美緒著『明清交替と江南社会』 歴史学研究 第七五二号 八月
  4. 書評:山本英史編『伝統中国の地域像』 史学 第七一巻一号 十二月

クリスティアン・ウィッテルン 

  1. Editing XML 佛教圖書館館訊 二十四 三月
  2. Tsuneki Nishiwaki : Chinesische und Manjurische Handschriften und seltene Drucke, Teil 3 : Chinesische Texte vermischten Inhalts aus der Berliner Turfansammlung Franz Steiner Verlag Stuttgart(翻訳)  九月
  3. 漢文電子佛典製作興運用之研究――以『瑜伽師地論』為例(共著) 中華佛學學報 十四 九月
  4. 電子化とは何か?  漢字と情報 三 一〇月
  5. Some thoughts on the digitization of Kanji 全国文献・情報センター人文社会科学学術情報 セミナーシリーズ 十一 十一月
  6. Charting of Unknown Territory : Application of Topic Maps to Chan-Buddhist Chronicles 電子佛典 三 十二月

宇佐美   齊 

  1. ランボーの花園(1)――グラジオラス―― 小原流 挿花 一月
  2. 若き日の佐々木康之さん 佐々木康之教授退職記念論集 立命館大学人文学会 二月
  3. 北辻良央の世界――「客人の庭」展に寄せて―― 小原流 挿花 二月
  4. 中原中也とフランス近代詩 井波律子・井上章一編『文学における近代――転換期の諸相――』 国際日本文化研究センター 三月
  5. ランボーの花園(2)――夜明けの化身と一輪の花―― 小原流 挿花 四月
  6. 物語を織る喜びと哀しみと 「国文学解釈と鑑賞」別冊 立原道造 至文堂 五月
  7. ランボーの花園(3)――魔法の花々―― 小原流 挿花 七月
  8. 手紙という小道具 イリプス 五号 十月
  9. ランボーの花園(4)――「花について詩人に語られたこと」―― 小原流 挿花 十月
  10. フランス近代詩への情熱――富永太郎と中原中也をむすぶもの―― 中原中也記念館 秋の企画展リーフレット 十月
  11. アヴァンギャルドの世紀(編著) 京都大学学術出版会 十一月

宇佐美 文 理 

  1.  「線」と「かたち」――敦煌北朝期の壁画を手がかりとして―― 人文科学論集 第三十五号 三月
  2.  病と「かたち」 科研報告書『美学と病理学――人間経験の解釈学としての感性論に関する基盤研究』 三月
  3.  荘子「万物斉同」の思想 週刊朝日百科世界の文学 一〇二 七月

大 浦 康 介

  1. 清水先生のこと Flore´al, No. 20 甲南女子大学フランス文学会 二月
  2. イエナ派と近代――初期ロマン派にみる〈組織化〉の黎明 人文学報 第八四号 六月
  3. ピエール・バイヤール『アクロイドを殺したのはだれか』(翻訳) 筑摩書房 九月
  4. Mes anne´es a-normales, Bulletin de la Socie´te´ des Amis de l'Ecole Normale Supe´rieure, No. 220  九月
  5. Conversation a` Kyoto (Philippe Forest との対談), Neige d'aou^t, No. 5 十月
  6. 宣言の時代とアヴァンギャルド 宇佐美斉編『アヴァンギャルドの世紀』 京都大学学術出版会 十一月
  7. ピエール・バイヤール「新しいアイデアはどうしたら手に入れられるか」(翻訳) (同書所収) 十一月

大 原 嘉 豊

  1. 「図像学」の研究 人文 第四八号 三月
  2. 九品来迎図研究における顕密体制論の実効性 哲学研究 第五七二号 十月

岡 村 秀 典

  1. 解説 『中国文明の歴史1 中国文化の成立』 中央公論社 一月
  2. 古墳の出現と神獣鏡 東アジアの古代文化 第一〇七号 五月
  3. 「人間」を探究する考古学 熊本日日新聞 七月二日
  4. 遼東新石器時代的玉器 国立台湾大学理学院地質科学系研究報告 第三三期 九月
  5. 倭王権の支配構造 『考古学の学際的研究――濱田青陵賞受賞者記念論文集T――』 昭和堂 十月
  6. 殷周時代の動物供犠 小南一郎編『中国の礼制と礼学』 朋友書店 十月
  7. 仰韶文化的聚落結構 考古與文物 第六期 十二月

落 合 弘 樹

  1. 明治国家と士族 吉川弘文館 一月
  2. 明治初期の外征論と東アジア 山室信一編『近代東アジアの構造連関』 吉川弘文館 一月
  3. 維新期の彦根藩と彦根藩士 佐々木克編『幕末維新の彦根藩――彦根城博物館叢書1――』 彦根市教育委員会 三月
  4. 明治九年一月の国事犯捕縛一件 三上昭美先生古稀記念論文集刊行会編『近代日本の政治と社会』 岩田書院 五月

籠 谷 直 人 

  1. 商品流通と華僑ネットワーク 森時彦編『中国近代の都市と農村』 京都大学人文科学研究所 三月
  2. 一九三〇年代のアジア国際秩序(共編) 渓水社 四月
  3. 戦間期日本とアジア通商網――日本の綿布取引を事例にして―― 古屋哲夫・山室信一編『近代東アジアの構造連関』 吉川弘文館 一月
  4. 日本は孤立したか 『朝日新聞』 三月二十二日

加 藤 和 人

  1. 生物のかたちと数理――近藤滋氏との対話――,平成十二年度教育改善推進費研究報告書/自然学・人間学の教育の体系化:今西錦司生誕百年記念事業,代表松沢哲郎,研究報告別冊(横山俊夫氏と共編) 京都大学霊長類研究所 三月
  2. A new way to communicate science to the public : the creation of the Scientist Library.(三石祥子,中村桂子氏と共著) Public Understanding of Science 四月
  3. 人の心につながる科学を  『科学』 第七一巻 四/五号 岩波書店 四月
  4. 人間を知る・自然を知る生命科学(一)――DNAからみた人と生物の歴史と関係―― 創造する市民 六七号 四月
  5. 人間を知る・自然を知る生命科学(二)――DNAは生命の設計図?―― 創造する市民 六八号 七月
  6. ゲノムの時代をどう読むか――生物学・生命科学の素顔を探る―― シリーズ「市民社会と科学技術(一)」(インタビュー) フロント 十月
  7. クローン技術の背景を探る――発生生物学と応用技術―― シリーズ「市民社会と科学技術(二)」(インタビュー) フロント 十一月
  8. 生物学・生命科学と言葉 季刊生命誌 通巻三一号 十一月
  9. 「科学コミュニケーション」の提案――文化としての科学を共有するために―― シリーズ「市民社会と科学技術(三)」(インタビュー) フロント 十二月

菊 地   暁 

  1. 柳田国男が希望だったころ――柳田論と民俗学の現在をめぐる極私的考察―― 「柳田国男の会」報告集 七 五月
  2. 「良き選挙民」と民俗学 京都新聞 九月二六日
  3. 柳田国男と民俗学の近代――奥能登のアエノコトの二十世紀―― 吉川弘文館 十月

木 島 史 雄

  1. 『経典釋文』の變遷――「舜典」釋文諸本にみるその利用環境 東方學報 京都第七三册 三月
  2. 呎吭をめぐる禮の諸相――考古學/經書解釋學/金石學/考證學――京都大學人文科學研究所研究報告  小南一郎編『中國の禮制と禮學』 十一月
  3. 「尚書正義定本」と漢字コード 漢字と情報 NO. 3 十月

北 垣   徹 

  1. 万国博覧会と国際会議――サン=シモン主義による知の組織化 人文学報 第八四号 三月
  2. 資料 権利の宣言――一七八九(共訳) 京都大学人文科学研究所共同研究資料叢刊 第六号 三月
  3. 社会ダーウィニズムとは何だったのか――一九世紀後半,フランス 阪上・上野編『ダーウィン以降の人文・社会科学』 京都大学人文科学研究所 三月
  4. 共和国における主体――シャルル・ルヌヴィエを中心として 第五二回関西社会学会大会報告要旨 五月
  5. 書評・『言語文化 特集:一九六八』他 Chronicle '60s no. 00 京都大学人文科学研究所 八月
  6. ピエール・ジャネと観念の力 第五回精神医学史学会大会報告要旨 十月
  7. 海外文献紹介:エーランベール『自己であることの疲労』 精神医学史研究 vol. 5 no. 2 十月
  8. 五月革命 Chronicle '60s no. 01 京都大学人文科学研究所 十一月
  9. 書評・ミュキエリ『社会的なものの発見』 デュルケーム/デュルケーム学派研究会 ニューズレター第二号 十二月
  10. 松本日之春作品展ヴァイオリン・チェロ・ピアノの夕べを聴いて Chronicle '60s no. 02 京都大学人文科学研究所 十二月

金   文 京

  1. 大津皇子「臨終一絶」と陳後主「臨行詩」 東方学報 京都七十三 三月
  2. 貴州農村市場における書籍の伝播 森時彦編『中国近代の都市と農村』 京都大学人文科学研究所 三月
  3. 京大人文研所蔵俗曲目録稿 『中国における通俗文学の発展及びその影響』 科研補助金研究成果報告書(基盤研究B2) 三月
  4. 日本亡命後の胡蘭成――保田与重郎との関係を中心に(共著) 未名十九 三月
  5. 張象津『等韻簡明指掌図』訳注 『明清時代の音韻学』 京都大学人文科学研究所 三月
  6. 文庫本『書剣恩仇録』解説 徳間書店 五月
  7. 戯和南宋状元文化 『南戯国際学術研討会論文集』 中華書局 五月
  8. 湯賓尹与晩明商業出版 『晩明与晩清的文学芸術』 中央研究院中国文哲研究所(台湾) 六月
  9. 神話を発掘する敦煌変文 『週間朝日百科―世界の文学』 一〇一 七月
  10. 元雑劇「盆児鬼」考――しゃべるお碗の話 『説話論集』 十 清文堂出版 七月
  11. 夏の夜の地獄めぐり 月刊しにか 十二―八 八月
  12. 諸宮調『董解元西廂記』における時間推移と季節表現 『古典学の再構築―第一期公募研究論文集』 八月
  13. 文楽と能 国立劇場第十三六回文楽公演パンフレット 九月
  14. 現代の言葉――大リーグ・コーヒー牛乳・花火大会・メルトモ・イスラム教 京都新聞夕刊

桑 山 正 進

  1. 序文 狭間直樹編『西洋近代文明と中華世界』 京都大学学術出版会 二月
  2. 法顯傳・洛陽伽藍記・釋迦方志 西域行記索引叢刊 3(高田時雄共編) 松香堂 二月
  3. 馨債,順達,刹利,曷漸支  『石上教授古稀記念論集』 山喜房書林 五月

小 南 一 郎

  1. 中国古典形成の第一期と第二期――周宣王の評価を中心にして 『古典学の現在U』 (科研費特定領域研究報告書) 二月
  2. 傀儡戯再考 桃の会論集初集 六月
  3. 『曹植 王羲之 陶淵明』(編著) 週刊朝日百科,世界の文学 一〇四 七月
  4. 社・鬼神 『中国思想文化辞典』 東京大学出版会 七月
  5. 『中国の禮制と禮学』(編著) 朋友書店 十月
  6. 飲酒禮と俤禮 『中国の禮制と禮学』 十月
  7. 王逸《楚辞章句》研究――漢代章句学的一個面向 中国文哲研究通訊四四 十二月

佐々木   克

  1. 江戸が東京になった日 講談社選書 一月
  2. 攘夷と国是の位相 『近代日本における東アジア問題』 吉川弘文館 一月
  3. 征西従軍日誌(監修・解説) 講談社学術文庫 三月
  4. 幕末維新の彦根藩(編著) サンライズ出版 三月
  5. 彦根藩の戊辰戦争(同書所収)
  6. 大老井伊直弼/八月一八日の政変/榎本武揚/自由民権運動/第一帝国議会 NHK教育セミナ――『歴史でみる日本』テキスト 四月
  7. 維新官僚」と「志士」の闘い 『再現日本史』 7 講談社 六月
  8. 明治維新の新視角(編著) 高城書房 十二月
  9. 大久保利通と囲碁の逸話(同書所収)
  10. 西郷隆盛と大久保利通の友情 『叢園』 一六八号 十二月

阪 上   孝

  1. ダーウィン以後の・人文・社会科学(共編) 京都大学人文科学研究所 三月
  2. 研究者の組織化と科学のイデオロギー 『人文学報』 第八十四号 三月

坂 本 優一郎

  1. 一八世紀のロンドン・シティとイギリス政府公債 西洋史学 三月
  2. 「『資本主義世界経済(一九七九年)」,「『世界経済の政治学』(一九八四年)」 川北稔編著『知の教科書・ウォーラーステイン』 講談社 九月

高 木 博 志 

  1. 京都のイメージはどのようにつくられたか――平安文化論の成立 『「伝統の都」の近代』 同志社大学人文科学研究所 一月
  2. 初詣,二・世紀に広まった 朝日新聞夕刊 二月二日
  3. 官幣大社札幌神社と「領土開拓」の神学 岡田精司編『祭祀と国家の歴史学』 塙書房 四月
  4. 小学校になぜ桜の木が多い 歴史地理教育 四月
  5. 近代日本の文化財保護と古代美術(朝鮮語) 美術史論壇(韓国美術研究所) 六月
  6. 皇室用財産を世界遺産に 京都新聞 六月八日
  7. 陵墓の近代――皇霊と皇室財産の形成を論点に―― 篠原徹編『近代日本の他者像と自画像』 柏書房 六月
  8. 世界文化遺産と日本の文化財保護史――陵墓と御物の非国際性―― 園田英弘編『流動化する日本の「文化」』 日本経済評論社 九月
  9. 日本の近代化と伝統の創出 『「伝統」の創造と文化変容(パルテノン多摩連続講演記録集)』 パルテノン多摩 十二月
  10. 近世の内裏空間・近代の京都御苑 岩波講座『近代日本の文化史』 第二巻 十二月

高 階 絵里加

  1. モニカ・ボーム = デュシェン シャガール(翻訳) 岩波書店 五月
  2. 東の「間」西の「間」 『日本の美学』 三十三号 燈影舎 十月
  3. ニューヨーク近代美術館名作展 門外不出級の傑作の数々 『新美術新聞』 十月十一日

高 田 時 雄

  1. 紀念敦煌藏經洞發現一百周年國際學術研討會 東方學 一〇一輯 一月
  2. 法顯傳・洛陽伽藍記・釋迦方志 西域行記索引叢刊 V 松香堂 二月
  3. トマス・ウェイドと北京語の勝利 狭間直樹編『西洋近代文明と中華世界』 京都大学学術出版会 二月
  4. 明清時代の音韻學 京都大學人文科學研究所 三月
  5. 『西儒耳目資』以前――中國のアルファベット―― 『明清時代の音韻學』 三月
  6. ジュゼッペ・ロスとロス文庫 文學 隔月刊第二卷第三號 五月
  7. 有關吐蕃期敦煌寫經事業的藏文資料 『敦煌文獻論集』 五月
  8. 瑠璃王經音義 『東京大學所藏佛教關係貴重書展』 六月
  9. イタリアにおける漢籍の蒐集(上)(下) 東方 二四四,二四五號 六・七月
  10. 京都から漢字文化の再生を 京都新聞 七月一日
  11. カトリック・ミッションの言語戰略と中國 文學 隔月刊第二卷第五號 九月

竹 沢 泰 子 

  1. 「社会的構築物としての人種概念に関する理論的考察」平成十一〜十二年度科学研究費補助金(C-2)研究成果報告書 三月
  2. “Comments on ‘Preserving Distinctiveness' by Kotaro Nakano," Proceedings of the Kyoto American Studies Summer Seminar, Center for American Studies, Ritsumeikan University. 三月
  3. 書評論文「山田千香子著『カナダ日系社会の文化変容――「海を渡った日本の村」三世代の変遷』」 『民族学研究』 66(1) 六月
  4. Book Review “The Politics of Fieldwork," Lane Hirabayashi, American Ethnologist. 28(3). 九月
  5. 「二〇〇一年度歴史学研究会大会報告批判 近代史部会」 『歴史学研究』 757号 十二月
  6. 「アメリカ合衆国における二言語教育〜最近の論争と効果的教育モデル」『日系南米人の子どもの母語教育』KOBE外国人支援ネットワーク編 創刊号 十二月

武 田 時 昌

  1. 胎児の性別を推算する術――数の予言力 横山俊夫編『言語力の諸相』 二〇〇〇年十二月
  2. 明治期の洋算と和算 狭間直樹編『西洋近代文明と中華世界』 京都大学学術出版会 二月
  3. ‘Scientists' language in modern Japan : a response to Professor Jeon Sang-woon Kyoto Lecture on scientific nomenclatures in modern Korea 人文科学研究所共同研究資料叢刊 第五号 三月
  4. 週刊朝日百科 世界の文学 一〇二号 孔子,老子ほか――思想家たちの饗宴(編著) 朝日新聞社 六月

田 中   淡 

  1. 中国建築の知識は如何なる媒体を通じて日本に伝えられたか――工匠,模型・図面,そして書籍―― 『考古学の学際的研究――濱田青陵賞受賞者記念論文集T――』 昭和堂 十月

田 中 雅 一

  1. Hinduism in Singapore : Ethno-nationalization in Process In Junji KOIZUMI ed. Dynamics of Cultures and Systems in the Pacific Rim, Osaka : Osaka University. 一月
  2. 英国における実用人類学の系譜――ローズ・リヴィングストン研究所をめぐって 『人文学報』 八四号 三月
  3. 新世紀のフィールドワーク 『地域研究スペクトラム』 アジア・アフリカ地域研究科 第六号 三月
  4. 軍隊における聖職者の役割――在日米軍における従軍牧師の研究を中心に『平成十一年度研究・活動助成報告集』 第九巻  財団法人庭野平和財団 三月
  5. マードック『社会構造 核家族の社会人類学』 山田昌弘編『Best Selection 家族本40』 平凡社 四月
  6. 翻訳 ルイ・デュモン著『ホモ・ヒエラルキクス――カースト体系とその意味』(共訳) みすず書房 六月
  7. 書評 大越愛子他『フェミニズム的転回』 白澤社 『アソシエ』 一〇月号 九月
  8. オキナワ・バトル・サイト・ツアー 『まほら』旅の文化研究所 二九号 十月
  9. 新世紀考 暴力4 <民族〉や〈文明〉を語る危うさ 『京都新聞』朝刊 十月

田 中 祐理子

  1. 主題としての「臨床」――臨床経験の人間学的寄与について 臨床死生学 六巻 十二月

堂 山 英次郎

  1. R。gveda I 82 ― “Das neueste Lied" und die 1. Sg. Konjunktiv ―  『印度學佛教學研究』四九巻第二号 三月

富 永 茂 樹 

  1. 資料 権利の宣言――一七八九(編) 京都大学人文科学研究所 三月
  2. 会話と議論――一八世紀フランスにおける社交の衰退 前川和也編『コミュニケーションの社会史』 ミネルヴァ書房 八月
  3. ラントナス,あるいは自由と健康の逆説について 環 第七号 十月
  4. 革命記念 一九八九年から一七九〇年へ 三浦信孝編『普遍性か差異か 共和主義の臨界,フランス』 藤原書店 十二月

冨 谷   至

  1. 謎とロマンの楼蘭 その謎にせまる 毎日新聞 夕刊 二月二三日
  2. 流沙出土の文字資料 京都大学学術出版会 三月
  3.  スウェーデン国立民族学博物館所蔵未発表紙文書 冨谷至編『流沙出土の文字資料』 三月
  4.  三世紀から四世紀にかけての書写材料の変遷――楼蘭出土文字資料を中心に 冨谷至編『流沙出土の文字資料』 三月
  5. 晋泰始律令への道――魏晋の律と令 東方学報 京都 七三冊 三月
  6. 偽造文書をあばく 月刊言語 三〇巻八号 七月
  7. 漢代穀倉制度 国際簡牘学会会刊 第三号 七月
  8. 浮遊する二〇〇〇年前の霊魂 月刊しにか 一二巻八号 八月
  9. 秦漢二十等爵制和刑罰的減免 『簡帛研究』 二〇〇一 九月
  10. 二十一世紀的秦漢研史究 『簡帛研究』 二〇〇一 九月

中 西 裕 樹

  1.  A Preliminary Report on She Language 池田巧編『論集:東・東南アジアの少数言語の現地調査』 三月

藤 井 正 人 

  1.  祭式と輪廻――古代インド再生説の展開―― 人文 第四八号 三月
  2.  The Brahman Priest in the History of Vedic Texts. In : K. Karttunen & P. Koskikallio (eds.), Vidya~rn.avavandanam : Essays in Honour of Asko Parpola, Studia Orientalia 94, Helsinki, 2001. 八月

前 川 和 也

  1. コミュニケーションの社会史(編著) ミネルヴァ書房 八月

水 野 直 樹

  1. 国籍をめぐる東アジア関係――植民地期朝鮮人国籍問題の位相―― 古屋哲夫・山室信一編『近代日本における東アジア問題』 吉川弘文館 一月
  2. 「第三国人」ということばの誤解 『グローブ』 No. 24(世界人権問題研究センター) 一月
  3. 「第三国人」という言葉の起源を考える 『朝鮮史研究会会報』 第一四二号 一月
  4. 韓国は国家的事業で公文書を公開 毎日ムック・PC倶楽部編『インターネット 読む・学ぶ・調べる』 毎日新聞社 二月
  5. コミンテルンの朝鮮共産党承認をめぐって(共同研究「コミンテルンと朝鮮」の一部) 『青丘学術論集』 第一八集 三月
  6. (人権ゆかりの地をたずねて38)在日大韓基督教京都南部教会 『きょうと府民だより』 第二四一号 五月
  7. 朝鮮植民地支配と名前の「差異化」 『社会と歴史』 第五九輯(ソウル,韓国社会史学会編, 文学と知性社発行,朝鮮文) 五月
  8. 教科書問題をめぐるシンポジウムから――次代に歴史をどう伝えるか 『京都新聞』 七月二三日
  9. 歴史教科書問題・「つくる会」教科書はまったく不適当 『季刊 Sai』 Vol. 40 九月
  10. 日本の朝鮮民族関係歴史資料――延辺朝鮮族関係資料を中心に―― 第一回朝鮮民族文献学術討論会論文集『二一世紀朝鮮民族文献の発掘と研究』(中国・延吉市,朝鮮文) 九月
  11. 朝鮮独立運動,東北抗日連軍,浮島丸事件,金天海,崔南善,新幹会,祖国光復会,白頭山,李東輝の項目 『角川世界史辞典』 角川書店 十月
  12. 『朝鮮総督諭告・訓示集成』全6巻・別冊(編集・解説) 緑蔭書房 十月
  13. 植民地支配と歴史認識(一九九六年度講演) 『一九九六年度〜二〇〇一年度 講演録集』 大阪市外国人教育研究協議会 十月
  14. 日本の植民地支配――肯定・賛美論を検証する――(共編)(岩波ブックレット No. 552) 岩波書店 十一月
  15. 植民地支配と名前――朝鮮支配初期の「名前」政策についての研究ノート―― 『二十世紀研究』 第二号 二十世紀研究編集委員会 (京都大学文学部現代文化学共同研究室内) 十二月

麥 谷 邦 夫

  1. 道家・道教と気 『中国思想文化事典』 東京大学出版会 七月
  2. 貴無論と崇有論 『中国思想文化事典』 東京大学出版会 七月
  3. 中国思想研究者のためのインターネット資源簡介 中国思想史研究 二三 七月

村 上   衛

  1. 新刊紹介・新村容子『アヘン貿易論争――イギリスと中国――』 史学雑誌 第一一〇編第八号 八月

森   時 彦

  1. 中国近代の都市と農村(編著) 京都大学人文科学研究所研究報告 三月
  2. 武進工業化と城郷関係 森時彦編『中国近代の都市と農村』 京都大学人文科学研究所 三月
  3. 中国近代綿業史の研究 京都大学学術出版会 四月

守 岡 知 彦

  1. UTF-2000 プロジェクト 漢字と情報 第二号 三月
  2. 文書編集系における文字コード(錦見美貴子・戸村哲・半田剣一・高橋直人と共著)bit 別冊「インターネット時代の文字コード」  第九章 四月
  3. インターネットメッセージにおける文字表現 bit 別冊「インターネット時代の文字コード」  第十五章 四月
  4. “A Short Introduction to UTF-2000 Project", the First TEI Character Set Issues Working Group Meeting, University of California, Berkeley, USA. 十月

森 本 淳 生

  1. Du sche´matisme a` l'imaginaire ― quelques remarques sur le proble`me de l'image chez Vale´ry ― ヴァレリー研究 第二号 五月
  2. 近代の表裏――ヴァレリーとブルトン 宇佐美齊編著『アヴァンギャルドの世紀』 京都大学学術出版会 十一月
  3. 翻訳・ピエール・ドゥヴォー「音楽のアヴァンギャルド」 『アヴァンギャルドの世紀』 十一月


安 岡 孝 一 

  1. Digital Rubbings ― Their Past and Future (共著) 2001 Pacific Neighborhood Consortium 一月
  2. フォント埋め込みによる外字手法 京都大学大型計算機センター第六十七回研究セミナー報告 三月
  3. インターネット時代の文字コード(共編) 共立出版 四月
  4. 分散メモリ型ベクトル並列計算機上での高速整数ソーティングアルゴリズムの実装(共著) 情報処理学会論文誌 Vol. 42 No. SIG9(HPS3) 八月
  5. 日本における最新文字コード事情(前編) システム/制御/情報 Vol. 45 No. 9 九月
  6. 大漢和辞典と ISO 10646 全国文献・情報センター人文社会科学学術情報セミナーシリーズ No. 11[人文社会情報とIT] 十一月
  7. 日本における最新文字コード事情(後編) システム/制御/情報 Vol. 45 No. 12 十二月

山 室 信 一 

  1. 二十一世紀に読む一冊――柳田国男『明治大正史―世相篇』 『一冊の本』 弟六卷一号 一月
  2. 近代日本における東アジア問題 吉川弘文館 古屋哲夫と共編 一月
  3. 近代東アジア世界の形成と思想連鎖 東洋史苑 第五七号 三月
  4. 討論・アジアの統治システム 『第五回静岡アジア・太平洋学術フォーラム記録集』 八月一三,一四,一五日
  5. 新聞時評 毎日新聞 九月十一日
  6. 新聞時評 毎日新聞 十月九日
  7. 近代日本的東亜区域構想 台北・中央研究院東亜区域研究 十一月
  8. 新聞時評 毎日新聞 十一月六日
  9. 新聞時評 毎日新聞 十二月四日
  10. 思想課題としてのアジア――基軸・連鎖・投企 岩波書店 十二月
  11. 帝国と民族 『二十世紀の定義 4 越境と難民の世紀』 岩波書店 十二月

山 本 有 造

  1. 日本植民地帝国と東アジア 古屋哲夫・山室信一編『近代日本における東アジア問題』 吉川弘文館 一月
  2. 選評・松本俊郎『「満洲国」から新中国へ――鞍山鉄鋼業からみた中国東北の再編過程 一九四〇〜一九四五――」 日本経済新聞 十一月三日

横 山 俊 夫 

  1. 新しい京都学を創る(京都市国際交流会館桑原武夫記念室開設十周年記念シンポジウム記録/竹内實・宇佐美齊・冷泉貴実子・熊谷真菜各氏と)(企画・編集) 創造する市民 第六十六号 京都市生涯学習振興財団 一月
  2. Culture of Japan : Spinning Tops : Toys of Universal Provenance, Sumitomo Quarterly, winter 2000/2001, No. 83(監修・校訂) 一月
  3. 世界に開く関西新世紀(北岡伸一・石井淳蔵両氏と鼎談) 「縁」 九八号 関西電力株式会社 一/二月
  4. いのちのかたちの歴史をもとめて「フォーラム 二一世紀の西洋史学」 西洋史学第二〇〇号 日本西洋史学会 三月
  5. A Prelude-Symposium for Future Seoul/Kyoto Symposia on Language Problems in the Modern Sciences, at Seoul National University, 2nd-4th February, 2001 ― an interim report/co-edotorship with Yung Sik Kim, Occasional Seminar Reports of the Institute for Research in Humanities, No. 5, The I. R. H., Kyoto University 三月
  6. 人文・社会科学の新しいパラダイムを求めて(川島昭夫・佐伯啓思・田邉玲子・高橋義人各氏と座談)人環フォーラム 創立一〇周年記念号 京都大学大学院人間・環境学研究科 三月
  7. 生物のかたちと数理――近藤滋氏との対話――,平成十二年度教育改善推進費研究報告書/自然学・人間学の教育の体系化: 今西錦司生誕百年記念事業,代表松沢哲郎,研究報告別冊(加藤和人氏と共編) 京都大学霊長類研究所 三月
  8. Culture of Japan : The Simplest Literary Form of All : Haiku, Sumitomo Quarterly, spring 2001, No. 84(監修・校訂) 四月
  9. とぅんばらー通信 第十八号 科学研究費補助金/基盤研究(A)(1)「前近代久米島文化の復元」(編集) 京都大学人文科学研究所横山研究室 五月十日
  10. 天地人和楽をもとめて(第四十九回全日本広告連盟京都大会プログラム)  全日本広告連盟 六月六日
  11. とぅんばらー通信 第十九号 科学研究費補助金/基盤研究(A)(1)「前近代久米島文化の復元」福建調査特集(編集) 京都大学人文科学研究所横山研究室 六月十三日
  12. Culture of Japan : At the Cutting Edge of Cutlery : Japanese Knives, Sumitomo Quarterly, summer 2001, No. 85(監修・校訂) 七月
  13. とぅんばらー通信 第二十号 科学研究費補助金/基盤研究(A)(1)「前近代久米島文化の復元」(編集) 京都大学人文科学研究所横山研究室 九月二十日
  14. よみがえる日本文明――江戸期日本のいのちのかたちを考える 「WEDGE」 Vol. 13, No. 10 十月
  15. Culture of Japan : Meaning with Wood and Paper : Shoji and Fusuma, Sumitomo Quarterly, autumn 2001, No. 86(監修・校訂) 十月
  16. 「在野の歴史家萩原延壽氏が目指したもの」(談) 朝日新聞(全国版) 十月二八日
  17. 「半半會だより」 第六号(黒坂紘一氏と共編) 半木半読会 十一月一日
  18. 提言(右記「半半會だより」所収) 十一月一日
  19. 熱い出会い「学びのあゆみ二十年」 京都市生涯学習総合センター 京都市図書館(財)京都市生涯学習振興財団 設立二十周年記念誌  同誌編集委員会 十一月
  20. 「京都大学地球環境学大学院 地球環境学堂・地球環境学舎・三才学林」(共同制作冊子) 京都大学 十二月
  21. 礼儀作法と日本文明――むかしの日用百科,『節用集』と『大雑書』の世界から――(講演記録) 醫道顕彰会 十二月
  22. 世界遺産と月 二〇〇二年カレンダー・木田安彦ガラス絵の世界(共同企画,前文,図版解説) 松下電工株式会社 十二月
  23. 前近代の久米島文化(談) 沖縄タイムス 十二月一日
  24. とぅんばらー通信 第二十一号 科学研究費補助金/基盤研究(A)(1)「前近代久米島文化の復元」(編集) 京都大学人文科学研究所横山研究室 十二月二五日

人文科学研究所所報「人文」第四九号 2002年3月31日発行